手紙に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『手紙』に投稿された感想・評価

東野圭吾の原作を、生野慈朗が映画化した。加害者家族に対する差別を描いた作品。ミラノ座にて
RDO
4.0

兄が主人公である弟の学費のためとはいえ殺人を犯し無期懲役となり、弟である高校生だった加害者親族が世間から差別される中で様々な葛藤と戦っていく物語。

私自身にも兄がおり、被害者遺族に近い経験があるが…

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み
3.7

このレビューはネタバレを含みます

加害者家族のリアルな辛さが見ててしんどかった、、
最後の慰問ライブでの玉鉄のきっと弟に会えて嬉しい気持ちととてつもない申し訳なさの気持ちとか全部合わさって感情ぐちゃぐちゃの顔で泣きながら手合わせて漫…

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随分前に原作は読んだが、内容は所々忘れていた。とはいえ、原作読了時に感じた悲しさや優しさなどと同じようなものがストレートに描かれていた映画だったと思う。
グル
3.5

加害者親族になってしまうと死ぬまで消えない呪いのようなモノに取りつかれてしまう行き場のない悲しみ。それ自体が救われて終わる結末ではないが、一歩ずつ勇往邁進していこうとする主人公には心打たれるものがあ…

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ぽむ
4.0

終始、暗い雰囲気。
でも、淡々と時間だけは過ぎていく感じがリアルで、よかった。
どんなに抗っても差別はついてくる。そして、救いは無い。でも、それが当たり前の世の中。罪を犯すということが、どれだけのこ…

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杏
3.7
罪を犯すことは被害者や遺族だけではなく、加害者家族も苦しめるということがリアルに描かれてた。
血が繋がっちゃってるから捨てることができない。家族ってそうだよなあ
最後の慰問のシーンは号泣でした

このレビューはネタバレを含みます

◆あらすじ◆
武島直貴(山田孝之)は兄の剛志(玉山鉄二)が強盗殺人で刑務所に服役して以来、引っ越しや転職を繰り返し、人目を避ける日々を過ごしていた。それでも直貴は剛志から送られてくる手紙に返信を欠か…

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3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作が好きなので鑑賞。
犯罪者家族という立場で社会から差別を受ける苦しみと戦う弟の話。兄が心の支えとなっている"手紙"が届く度に、弟が苦しめられる展開がキツい。家電屋の会長が直也に言った言葉が、厳し…

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題材とキャストがとにかく秀逸な作品。原作小説を読んでるので分かるけど、少し脚本が変わってるところもあるし映画としてはやや物足りなさを感じる部分もあるが、それでも何度も観たくなる魅力がある。

兄を持…

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