狂気の海の作品情報・感想・評価

「狂気の海」に投稿された感想・評価

ポスターのあらすじを読んでも意味不明だったが、本編を見ても理解不能。ただ、めちゃくちゃ笑える。

憲法9条?核保有?そんなセンシティブなテーマが完全に喰われるはちゃめちゃ展開には考えるのをやめるしかない。

大好きな『発狂する唇』の「霊・的・逆・探・知!」とかなんちゃってFBIテイストも入ってて、とにかく楽しかったし楽しそうだった。
くそ笑った。アタマおかしすぎ。そして本当にただ日本を沈没させたいだけなのが面白い。これだけでかい話なのにほぼ4〜5人で全部進んでしまうのも面白い。憲法改正賛成か反対か云々する前に、全国民が観るべし。いやそんなことしたらみんな馬鹿馬鹿しくなっちゃうか。
メモ帳

メモ帳の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の魔だった前作よりもさらに少しコアな感じで、自分はこっちの方が好きかもしれません。核ミサイルの名前がリンダ・ブレア1号っていうのも凄いけど、突然何かが乗り移ってきて「Power of Christ compels you」って繰り返し言い始めると、これはもう映画の魔なのかなんなのかっていう笑
日本vsアメリカの映画ではない。
i against i、「we」でなく。
もはやここにしか答えは無いのかも...
TagTak

TagTakの感想・評価

5.0
憲法九条を改正して日本を「普通」の国にしようとする首相。首相である夫に内緒で富士山の麓に核兵器を作っていた妻。米大統領呪殺を解明するためにやって来たFBI霊的国防部の女捜査官。富士山の地下に潜む古代王国富士王朝。それぞれの思惑が交錯し、クライマックスは『日本沈没』級のカタストロフが展開される。

一言でいうなら、高橋洋版『博士の異常な愛情』。映画の境界線をぶち壊していた前作『ソドムの市』の尺と内容を3倍に濃縮し、さらにぶっ飛び度10倍にして、そこへ憲法九条といった政治的な部分までもぶち込んだ映画になっていた。ここまでくると、アウトサイダーアートの領域だ。

特に、映画で語られている社会的テーマは、現在の方がより先鋭化してしまっているのでシャレにならない。しかし、テーマや物語といったすべてが爆発するクライマックスは、「低予算で滅茶苦茶なのに、なぜこれほどまでに我々の心をとらえてしまうのか」とを考えさせられる。