公開終了後に知って気になってたけどDVD化しないため再上映でやっと観れた。話が細かく飛び過ぎてわかりづらいし全体が長過ぎだし期待以下だったなぁが直後の感想。でも帰り道歩きながらふとその編集のテンポや…
>>続きを読む面白かった!山梨の土方である20代30代の男性たちが、都市と地方の間の格差や日本経済の落ち込みといった大きな構造的要因によって抑圧され、その鬱憤が女性や移民労働者に対する暴力へとつながっていく。主人…
>>続きを読む甲府の街を描くことで、社会全体を暴いてしまったような作品。
閉塞感、という単語だけでは表せない状況。誰もがどん詰まり。行き場がない。甲府はこんなことになっているのか、という素直な感想の後に、これは…
富田克也監督「サウダーヂ」
地方都市を舞台に、土方と移民労働者とヒップホップによるただ流れる生活とコミュニティを描いた167分。
シャッター街に響く苛立ちとかつて抱いてたもの。
行き場のなさが目に…
有名な俳優は出ていない。ドキュメンタリーのように、坦々とひたすらに日常を映しているのだが、何故か見入ってしまう不思議な映画でした。167分と長いのに見れてしまう。地元が舞台なのでガツンときました。見…
>>続きを読む映像制作集団・空族制作の2011年公開作品。ソフト化されてないことから、公開10周年を記念した上映企画でスクリーンで見れて良かった。
甲府を舞台に地方都市にある多国籍化、都市の衰退等を作劇とドキュ…
甲府、土方(どかた)、フィリピン、ラップ、ブラジル、などなどが渾然一体。
一見カオスのように見えて、繊細な演出によりそれらが独特の「調子」になってる。
「一つだっちこん!」「そうずらそうずら!(笑)…
カットのつなぎがすごいし、ラップバトルのシーンのカット割の熱量と映らない観客のあまりの静かさに笑ってしまった。
泥臭い部分やどうしようもない部分を描いている一方でエモーショナルでカッコいいシーンもあ…
元々は「俺の家の近所で撮ったクーリンチェ少年殺人事件」なのだが、見事に当時の空気を切り取った映画だったので、10年経って熟成されてホントに見事に本家と肩を並べる日本版『クーリンチェ少年殺人事件』にな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
どうにもならない田舎負スパイラル、帰りに寄った銭湯で「大阪のやつってそんな面白くないよね京都の方が〜」て会話してる2人がいて小さなグルーピングのマウンティング、ひどく言えば差別ですが、嫌なんだよな。…
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