新作『潜行一千里 ILHA FORMOSA』の公開に合わせての上映なのか、地元の図書館でようやく見れた、異色の映画製作集団「空族」の2011年作品。山梨県の甲府を舞台に、排外的国粋主義に陥っていくラ…
>>続きを読む生活のために働いては心が荒んでいき、酒やドラッグ的なるものに依存してはまた働いてっていう悪循環から結局人は抜け出せないんじゃないかという気持ちになって、見終わった後には虚無感が強く残った。仕事ってそ…
>>続きを読むこれほど映画内の世界が現実世界と地続きであると感じた映画もない。登場した様々な人物や風景がいつまでも心に宿り続ける。映画館を出ても、今この瞬間も「アイツら」がどこかで生きているという幸福感に包まれて…
>>続きを読む【移民排斥青年の苦悩】
まさしく日本の底辺層をあからさまに活写したインディーズ映画の極北である。いやはや恐ろしい!
富田克也率いる政治的映画集団【空族】が制作した土方、移民、ヒップホップといった…
何年もかけ密着しその地域がどんなところか調べた上で撮っているからか、生身の人間から溢れ出るパッションを余すことなく組み上げている。
ヒップホップと、日系人の葛藤などドキュメンタリーの時事性と、劇映画…
衰退した地方都市を舞台にした映画はいろいろ観てきたが、その中でも出色の出来ではないだろうか
主要人物が集まる場である工事現場の様子が丁寧に、活き活きと描写されていて、単なる「生活苦の記号」になってな…