宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-の作品情報・感想・評価

宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-2009年製作の映画)

製作国:

上映時間:72分

ジャンル:

2.9

「宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-」に投稿された感想・評価

映画として楽しめなかったですけど、NHKの特番としてなら楽しめそうな作品です
(^-^)

ストーリあるアニメではなく、歴史の授業的なお話です。

見易さ★★★
ツタヤでパッケージに目が止まり、押井脚本の時代劇アクション作品だと思って借りて観たら押井節炸裂のうんちく作品で、その手の押井作品が好きなら楽しめるが、そうでない場合だまされたと思う作品。比較的楽しめた。
EFG

EFGの感想・評価

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NHKの歴史番組宮本武蔵特集みたいな感じです。普通のアニメじゃないっす。ちっちゃいCGのキャラがひたすらムサシについて語りたまにアニメのイメージ映像が入る。お勉強でした。
ひろ

ひろの感想・評価

3.5
押井守が見る宮本武蔵?彼の兵法、武芸が全て合戦に繋がっていたりとか、騎士や武士のルーツとか色々楽しい授業でした(o^^o)
nori007

nori007の感想・評価

3.7
プロダクションIGのアニメで押井守脚本。
アニメといっても、宮本武蔵の実像にせまる内容で
宮本武蔵という虚像をぶち壊す内容では?と少々ビクビクしながら見てみたらそうゆうものではなく、彼の兵法を解き明かしていくという内容。もちろん虚構は虚構とばっさりしているところもあるが、鑑賞後はますます武蔵が好きになると思う。

武蔵が編み出した二天一流が何を目的として何を目指していたのかが明かされていく。
さらには五輪書の意味するところや、新渡戸稲造の武士道などにも話は及ぶ。
好敵手である宍戸某、吉岡一門、そして佐々木小次郎などの触れていくのだが親切に時系列で追っていくわけではないので、この映画は宮本武蔵の物語を知っている人を前提で語られていると思う。物語を知っているならばとてもいい解説となるだろう。

更にはローマの十字軍から日露戦争までと大局的な歴史のトリビアも解説してくれてとても楽しい。武蔵を深く知りたいのであればおすすめ。
ikarush

ikarushの感想・評価

1.9
脚本や制作会社の名前見て借りたけど、自分が思っていた内容とは違った、ドキュメンタリーみたいな作品。
騎士と武士の違いやその歴史、武蔵がその生涯において説いた兵法などが、後世にどのように伝えられ伝播したのかなどを、教鞭を振るう爺さんキャラが永遠語るような作品。

宮本武蔵の生涯を一通り知っていたり、その人となりや、宮本武蔵とは何だったのか?みたいなものを知りたい人なら、もう少し点数高いかも。
個人的に字幕で読ませるフォント、隷書や楷書は良いけど小さくて読みづらかった。

このレビューはネタバレを含みます

タイトルだけを見ると流行に乗った時代劇かなんかかと想像してしまうが、やはりそこは押井守の脚本。
そのウンチクの押井節全開っぷりは一筋縄ではいかない出来です。

ドキュメンタリーであるというのは前述の通りだけど、その宮本武蔵像について、構成の脚色などを取り払った彼の真の姿に迫るという面白い視点で語っていく。
曰く、彼の兵法は個人の戦闘ではなく合戦を理想としたものである。
曰く、彼の剣術は陸上戦闘においても特に騎乗を想定としたもので、そのために片手ずつの持ち替えによる剣術から始まり、それが二刀流となる。
曰く、二天一流の名称の由来とは、二刀流のことではなく、すなわち関ヶ原の雪辱に由来する「二つに分かれた天下を一つとするための流派」である。
そんなことが云々と語られていく。

武蔵自身が、一乗寺の吉岡一門との決闘を何度も語ったのと対象的に、巌流島での小次郎との一騎打ちはほとんど語らなかったのは、合戦以外には闘いに意味を持たなかったからだ、と。

総じてそれは押井守の解釈に過ぎないわけだけど、そのウンチク責めを見ていると本当にそうではなかったと思えてしまう説得力があるのが面白い。
そして冒頭では武蔵を語る前にヨーロッパの騎士道から戦車に至る平気論が語られ、明治以降に作られた武士道というイメージの歴史的背景まで、その辺に興味のある人間にとってはグイグイ引き込まれるテーマの洪水。
いやあ、俺はずいぶん楽しませてもらいましたw
(逆に、興味のない人には何を言っているのかついて来れずに意味不明のまま終わるかも?)

ドキュメンタリーチックという点では、押井守の「立喰師列伝」等と同じジャンルになるのかもしれないけど、押井氏自身の妄想ドキュメントである「立喰師~」と違って、「宮本武蔵~」はよく知られた物語がバックであるので、観客からすれば素直に世界に入っていける。
そういう意味ではまだ一般受けしやすいかもね…??

さて、メインストーリーである武蔵ウンチクの合間に、武蔵と宍戸某、吉岡一門、小次郎といった好敵手との決闘シーンが差し込まれていくのだけど、ここも素直な演出ではない。
何がって、浪曲をバックに戦闘シーンが繰り広げられるんですな。
俺も一瞬面食らったけど、これがまた合っていてカッコイイ。
ドキュメンタリーチックな構成とアクション、そして浪曲の組み合わせという、まあ何とも独特な作品です。