変人と言われてしまう絵描きの好奇心や探究心ゆえの業みたいな話なのかと思ったら
権力に抗うロックンロールな精神の話だった…のか⁉️
絵師の話なのに金蔵あんまり絵描いてなくて横転
世間から卑しい女郎と言…
「本物」に拘って幼女の全裸や
切腹を見ては騒動を起こしていた
土佐の絵師である金蔵が、
江戸で狩野派の修行をするため
徳姫の駕籠かきとして17歳で上京し、
徳姫に妙な気に入られ方をして
不義を働いた…
なんとも鮮烈な赤!というより朱色!横溝映画カラーの血糊。新藤兼人はこの映画をどうやって文字で説明したのか。何をどうしたら最後麿さんが白塗りになるのか。急に白塗りになるのATGの新藤作品みたい。突発的…
>>続きを読む『”絵金”絵画の実写化作品』
幕末土佐の絵師・金蔵(通称:絵金、麿赤児)を描いた1971年制作の映画で、絵金の作品世界を実写化したエログロ描写が際立つ作品でした。切腹や心中など多様な死の場面と、鮮…
アウトローというか、与太者感。土方巽と並ぶと余計にそう。モラトリアムといえばそうだが、絵も描かずに寝るか酒盛りするかばかりなので…しかしそれこそ案外リアリティそのものな青春の空白時間。出自を隠した母…
>>続きを読む「奇想天外映画祭2025」にて。
「絵金」こと絵師・弘瀬金蔵の半生を描いた、ちょいスプラッター伝記映画!
こちらを睨み付ける麿赤兒のギラギラした目が印象的なポスターがずっと気になっていて、この度…
19世紀のアングラこじらせ男子のモラトリアム物語として観るとあまりに王道(ただし人がすぐ死ぬ)。退廃的な鬼姫の加賀まりこがいい(ただし階級差が明確なのでファムファタールにならない)。
あとラストがあ…