【昭和の時代劇は自由すぎて謎に感動】
「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(1976)」の牧口雄二監督作品。
ニューシネマの風を感じてしまう時代劇でございます。
明治時代に実在した『高橋 お伝(たかはし …
ロマンティシズムなんてどう逆立ちしても表現できなさそうな70年代東映で、やっぱりなんかおちゃらけたテーマ曲なんかをつけられて、それでもなお“降りしきる雪の中、初恋の男に斬首される罪人の女”、というロ…
>>続きを読むギュギュギュっとプロットが纏まっている…!和製ボニーです…?やってることがひっちゃかめっちゃかなのにちゃんと死体を埋めてあげたり情緒どうなっとんねん?!撃ち合いシーンがめちゃくちゃおもろい!!そして…
>>続きを読む貧しい農村を飛び出したお伝。仲間と悪行の限り。捉えられ、初恋の男、浅が斬首刑の執行人。東映エロと、牧口美学が合体。牧口は本作と同年にあと2本を作り、テレビドラマに移行した。東映1本立て路線切り替えが…
>>続きを読む牧口雄二らしいリリシズム溢れる男女の逃避行劇であり、エロ映画でもある作品。
たしかに展開は安っぽくドタバタしてるがこのような奇妙なセンスを発揮できる牧口はやはりモノホンの映画作家だなと。
独自の…
和製ボニー&クライド。ズッコケチームを結成して楽しい序盤から、死体が増えるにつれ徐々にシリアスになる後半、そして静かに雪の降る中での首斬りで62分。見事。
伊吹吾郎は和製ライアン・ゴズリング。異論…
『俺たちに明日はない』かと思ったらドラクエし始めて『愛のコリーダ』でもなくポコポコチャカチャカ訳の分からん間抜けをやって、一時間前から明らかに約束されてる引っ張った首チョンパも普通にポッコーンつって…
>>続きを読むアメリカン・ニューシネマ影響下っぽい青春残酷物語。出会いから破滅まで疾風のごとく駆け抜ける一時間! 濃すぎる。若さそのものがスピード。シーンが切り替わるたび仲間が増えていくコミカルな賑やかさ、呆気な…
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