黒薔薇の館の作品情報・感想・評価

「黒薔薇の館」に投稿された感想・評価

ギャス

ギャスの感想・評価

3.1
とにかく、唯一無二の存在感の妖艶なファムファタル美輪明宏を堪能すべき映画。
面白いように男たちが彼女に絡め取られ正気を失ってゆく。
心の底では純愛を求めている乙女、という設定も彼女らしい。

田村正和の若さが暴走する役にも新鮮な驚きだが、
個人的な見どころは、水戸黄門で知られる西村晃が、変態性のある愛をまるで舞台のように芝居がかって語るシーン。ちょっと笑えてしまうが面白かった。
ストーリーはチープなんですが何故か最後まで観てしまいました。
私的な言い回しと映像が綺麗なので割と楽しめます。
mam

mamの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

黒薔薇の館というサロンで妖艶に歌い踊る竜子は、男を次々と惑わせる魔性の女、麗しき美貌のファム・ファタール。
"あたし、誰の女でもありませんわ"
取り憑かれた男たちは破滅へと向かい彼女を巡る争いへと。男達が流した血で紅く染まってゆく黒薔薇...。
黒薔薇の館を改装してくれた資産家(鵜飼教授~)の愛人となるも、竜子の虜となった資産家の放蕩息子までをも狂わせる事に...。
父や家族 有望な未来も捨て、竜子を選んだ息子。ボートでの逃避行、愛の言葉を交わしながら海の藻屑となるふたり。
深紅の血に染まった黒薔薇でTHE END

黒蜥蜴につづき、こちらも負けず劣らず華やかで麗しいお衣装の数々の美輪さま。観ているだけで目の保養になります。

お父様譲りの端正なお顔立ちに、無精髭が意外にもセクシーな若き田村正和に釘付け。くるんとしたもみあげも愛らしくって。

2022-18
tych

tychの感想・評価

3.6
1969年 90分。実業家の佐光が趣味で運営するサロン「黒薔薇の館」、ここへ午後8時になると藤尾竜子が現れるようになり、その容貌と歌声に多くが魅了されオーナーの佐光もその一人だ。サロンには竜子を追って過去の男が何人も現れ刃傷沙汰まで起きてしまう。オーナーは竜子のためにサロンを改装、竜子は囲われの身となるが 佐光の次男 亘と愛し合い 無謀な愛の逃避行に至る。神秘的で謎だらけのヒロイン竜子を美輪明宏が存在感たっぷりに演じている。ラスト赤一色で描かれる ザ美輪明宏ショーは強く印象に残った。
vesper

vesperの感想・評価

-
過去鑑賞

若い頃からもう田村正和だなと思った。美輪明宏は綺麗過ぎ。
キー

キーの感想・評価

3.8
前年の『黒蜥蜴』に続いて作られた、丸山明宏主演・深作欣二監督映画。1969年作品。

『黒蜥蜴』は、その後も映画化・ドラマ化されるような、丸山明宏という看板無しでも楽しめる犯罪映画ですが、この『黒薔薇の館』は、丸山明宏という看板無しでは成り立たない、つまりは丸山明宏の美しさを堪能するための映画作品。

当時、芸名・丸山明宏だった三十代半ばの美輪明宏様がとにかく美しく麗しく妖しく、観ていてうっとりとします。
丸山明宏演じる竜子は、男を破滅させる美女として描かれていて、序盤は、竜子を愛したために破滅した男達が次々と登場。
中盤からは、竜子が出没するサロン「黒薔薇の館」を経営する資産家の中年男と、その愛人となった竜子を愛してしまった資産家の息子の、それぞれの破滅を描いていきます。
だいぶ年下の女に熱をあげる中年男と、愛に絶望した過去がありながら少し年上の父親の女に恋心を抱いてしまう若者、という二人の男の姿は、時に滑稽で、時に哀れですが、男の自分からすると、観ていて非常に切なくなります。

後半のメロドラマ部分だけならば、丸山明宏無しでも通用する切ない物語ですが、そうなると、ただの平凡な作品になってしまったでしょうね。
明宏がちょびっと変態!綺麗だけど声が男!男を狂わせる女 明宏!私は誰の女でもありませんわ~な映画。
黒蜥蜴から、黒薔薇をみると、、やっぱり、台詞の美しさがなくて、、気になってしまう。
ストーリーもなんだかな。
ただ、古畑さん❗️古畑さんにも若い頃があったんだ。。そりゃあそうだけど。

かっこいいだけじゃ終わらせない、癖がすごい古畑さんが素敵でした。

黒蜥蜴よりも黒薔薇のほうが、美輪さんの歌と踊りが見れて、それはとてもよかった。
かな

かなの感想・評価

4.3
丸山明宏(美輪明宏さんの若い頃の名前)さんの美しさ!歌声!表情!話し方!存分に楽しめる丸山明宏さんショーが観られてめちゃんこよかった。
ほんと綺麗ね〜!

男を惑わす美女のたどる運命にも注目
田村正和×丸山明宏。
「黒蜥蜴」の翌年に作られた作品で、こちらも美しい丸山の妖艶な魅力が楽しめる。

“黒薔薇の館”を含め、ゴシックの雰囲気全開でとてもお耽美。ドレスも美しくて美しくて…衣装のセンスが素晴らしい。

また、横尾忠則が担うタイトルデザインのアバンギャルドさと色彩も良い。

若い時分の田村正和は爆発的な青々しさを発揮。また、今回も超絶美少女松岡きっこが登場。かわいすぎる。

丸山明宏が演じるのは冷徹な魔性の女ですが、田村との展開はそこそこ意外…まさかのなすがままなのね、と。それもまたファムファタルならではなのかな?と思いつつももっと強引でワガママなファムファタルの方が好み。そもそもファムファタルとは…?

相変わらず役柄が丸山に完全に憑依しており、ひとつひとつの台詞がゴージャス!
B級くさい作品ではありますが、若い「美輪明宏」を堪能できます。
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