同性愛の衝動に縛られている作曲家チャイコフスキーが、性欲旺盛な若妻との結婚生活を強いられる。チャイコフスキーの"同性愛者説"を題材にしている、ヒューマン・ドラマ。筆者は「ボーイフレンド」との二本立て…
>>続きを読むイカれた女によって人生を狂わされた男の話。
オープニングはこれまで観た映画の中でトップクラスに好き。
やっぱりケン・ラッセルはストーリーの静と動の強弱の付け方と狂人の描き方がほんとに優れてる。まして…
ケン・ラッセルの傑作が次々Blu-ray化されているのは喜ばしいことだ。
音楽家の伝記映画であるが、全く一筋縄には行かないのはいつものケン・ラッセルである。
今作は見てカメラワークとカット割りが本…
リチャード・チェンバレンに初めて会ったグレンダ・ジャクソンとイザベラ・テレジンスカの視線が集まっていくところからハイテンションな映像が続く。
ある種のわかりやすい過剰さというのも突き抜けていて良い…
何の情報も入れずに観たから、チャイコフスキーの作品と知って少しびっくり。
間をたっぷり使う演奏や、印象的で些かえぐみのある終盤など、映画としてパンチラインが常にあり、すこく見応えがあった。
映像も良…
やはり素晴らしい。ケン・ラッセルの代表作のひとつだと思う。最初から躁状態な演出。現実と夢想が同じラインで描かれるので、一瞬は混乱するものの、ちゃんと理解はできるストーリーになっている。
チャイコフ…
なぜこんなエキセントリックな演出ができるのか不明。カメラを主体に考えておらず、何かがあるところにたまたまカメラを持って入ったような感じで生々しい激情を感じる。
原題のThe Music Lovers…
醒めない夢が愛ならば。
本作のBlu-ray・DVDリリースを見届けたかのような、リチャード・チェンバレンの訃報。このタイミングに偶然とは言えないものを感じるのだが、ケン・ラッセルの最高傑作がこう…