鶴は翔んでゆく/戦争と貞操の作品情報・感想・評価・動画配信

『鶴は翔んでゆく/戦争と貞操』に投稿された感想・評価

4.2
408件のレビュー
カメラワークが素人目で観てもかっこよかった。もう一回観たい!度胆を抜かれた。
4.1
戦争による恋人との離別というありきたりなテーマながら、映像の力で無二の映画として完成している。出征のシーンやベールカが螺旋階段を駆け昇るシーンは驚異的。


戦争に行ったボリスを待つ女ヴェロニカ。やがて彼女は別の男に求婚され…。

冒頭のボリスとヴェロニカの2人を上から引きのロングで撮ったショットが素晴らしい。鶴を見上げる2人に放水車が水を吹きかける。…

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4.5

全てのカットが神がかっている、奇跡のような逸品。本作と「誓いの休暇」「人間の運命」は雪解け期ソ連の名作。

しかしこの戦火の中の力強い女性の姿、木下恵介の「陸軍」、そして増村保造の描いた女性たちに通…

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4.1

ヴェロニカとボリスは交際中だが、ボリスはドイツとの戦争へ行く。ヴェロニカはボリスの帰りを待ち続けるが、徴兵を免れたボリスの従兄弟マルクが彼女に言い寄り、なし崩し的に二人は結婚する…。

すんごい。と…

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lag
4.2

狭い所から扉を開けて一緒に出てきて追いかけ敷き詰められた群衆をくぐり抜けるのを視点を高くして俯瞰するまで途切れずに。鍵盤を掻き消す爆発音と点滅する閃光に窓を突き破る風の中で愛の告白を拒絶するしつこい…

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gena
4.5

傑作『怒りのキューバ』のカラトーゾフ監督の反戦映画、パルムドール受賞作、名作だと思います。戦争によって引き裂かれた恋人たちの運命を描いています。とにかくカメラワークが躍動的。レンズが心の眼になってい…

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COCO
4.5
大好き。
全てを超越してくる映像の力に飲み込まれるばかり。

この映画を元の言語で理解したいがためにDuolingoを始めたはいいが三日坊主どころか、1日だけロシア語を勉強して終わった。
4.2
このレビューはネタバレを含みます

ロシア映画はソクーロフとタルコフスキーくらいしか観てない。学校で「戦艦ポチョムキン」は観た。どれも素晴らしく台湾のように文化の深さに驚いた。にも関わらずどちらの国も軍事的脅威や軍拡の中に置かれている…

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よ
-
このレビューはネタバレを含みます

列車と並走せんが勢いで地面を蹴るヴェロニカを逃すまいと執拗に彼女を追い続けるカメラ。見下げた列車に飛び降りる決意を固めたヴェロニカの末路を暗示するカットが挿し込まれ、再び彼女の貌が大写しになると、彼…

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