レニングラード大攻防 1941の作品情報・感想・評価

レニングラード大攻防 19411985年製作の映画)

POROKH

製作国:

上映時間:88分

ジャンル:

4.0

『レニングラード大攻防 1941』に投稿された感想・評価

 戦場で個性が剥奪された兵士たちが死んでいくのとは異なりあくまでユーリ・ベリャーエフ個人の物語として終わるのが素晴らしい。「生きてみると良い、死ぬのは簡単だ」。

 冒頭で顔のみが照らされる際から死…

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3.8

傑作。市街と空襲を受ける激戦地の俯瞰が、巧妙なフレーミングによってほとんど同じように撮られている。後景を通過していくモブと倒れ込む兵士は並置され、「戦争」を日常生活の延長線上に出現させてしまう手腕は…

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4.5
地獄巡りのような長回しに、野蛮な編集。
プライベートライアンのはるか前にこういう戦争映画がポツンとあるのが映画史の不思議なところ。
何度かあるクローズアップの強さもロシア映画らしい。

本物志向すぎる画面がとてつもない…
こんなに広い画面で捉えられた映画における戦場も他にあまりないのでは…
上空からの銃撃の迫力…

戦闘シーン以外も素晴らしい。任務の合間に不意に訪れる待機中の時間の…

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噂に違わぬ傑作でした。まさにレンフィルムって感じの画面。邦題がアレだがイメフォとかでかかってもおかしくない。ロシア映画伝統のめちゃくちゃに動くカメラと湿度。ぬかるんだ地面やカビの生えた家の壁など画面…

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いぬ
3.5

レニングラード包囲戦の初期のエピソード。ドイツ軍の猛攻に反撃しようにも、銃はあれど火薬がない。下級役人の主人公は突然呼び出され、火薬を運んでくるよう命じられる。実話ベースのストーリーらしい。
タイト…

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4.0

冒頭の一般市民である主人公が火薬に携わる仕事をしていたというだけで火薬を街に届ける任務の責任者にされていく過程を通して日常から非日常の戦争へと入り込んでいく語り口だったり、何もない街並みに突然敵軍の…

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拘泥
4.1
お遊びなしのドブドブ泥濘.火薬運ぶが定期的に襲撃されて定期的に死ぬ.そして死者ヅラして生き延びたりする.画面,音,半端ない.本国でどういう存在?意味わからん.
mh
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ソ連の戦争映画で隠れ名作。
邦題が当たらずも遠からずで、レニングラードが包囲されて、物質的な困窮がはじまってる(ラストのスライドによれば)21日目の話。
火薬を運ぶいち部隊の活躍を描いてる。
CGに…

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期待せずに見たら
イケる口じゃんってなって
ここ見たら評価高くて
嬉しくなった。
ドアだけ明るいカットと
飛行機の曲がり方が好き

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