なぜこんなエキセントリックな演出ができるのか不明。カメラを主体に考えておらず、何かがあるところにたまたまカメラを持って入ったような感じで生々しい激情を感じる。
原題のThe Music Lovers…
醒めない夢が愛ならば。
本作のBlu-ray・DVDリリースを見届けたかのような、リチャード・チェンバレンの訃報。このタイミングに偶然とは言えないものを感じるのだが、ケン・ラッセルの最高傑作がこう…
確かに終盤のシーンやグレンダジャクソンの快演が素晴らしくってラストの切れ味も最高だった
けどどうしても途中でめちゃくちゃ中弛みしてしまったしチャイコフスキーのキャラクターにそこまで魅力を感じられなか…
全篇が狂気の走馬灯みたいな、激しくて苦しい愛、渇望と絶望の饗宴、自己崩壊…。頭のなかで弾けたイメージをそのまま映画で再現したようなとんでもない作品で、こちらの感性に平気で大量の熱湯ぶっかけてくるよう…
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とは名ばかりのシンプル怠惰202460
悲愴 pathetic。
計算し尽くされた大熱狂。
緻密なお祭り騒ぎ。
完璧にデザインされたカーニバル。
前後にグワングワン…
『チャイコフスキーの妻』の予習としてチャイコフスキーの映画を…と思って探したが、『チャイコフスキー』は見る方法がない。
この作品が良さそうだがVHSしかない。さらにしつこく探し、原題を検索したら動画…
ケン・ラッセルのチャイコフスキーに対する偏執的な愛情をありありと伝えているのだが、映画的に何か特筆すべきことがあるかとなると微妙。列車のなかで揺られるニーナとピョートルの乱痴気騒ぎのシーンは素晴らし…
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