ちょっとしたボタンのかけ違いと言いますか
人間心理と社会の仕組み、宗教
これらを巧みにからめ、尚且つ
犯人は誰だ的なミステリー要素も感じさせる
映画としては素晴らしい出来栄えだなと思いました
だけ…
最初から最後まで重すぎる、親の離婚問題に加えてこんな泥沼トラブルに巻き込まれたら子ども心的外傷起こすでしょ😰
各々の言動に滲む社会観や価値観に違和感を覚える描写はあるけど、テーマは個人間トラブルの域…
本作は、「真実」がひとつに定まらない世界で、人がどうやって自分と家族を守ろうとするのかを、驚くほど冷静に、でもどこか痛々しいほどの共感を込めて見つめる作品だと感じました。
物語の発端は、中流階級の…
イスラム教のスカーフ(ヒジャブ?)にもいろんな色柄があって服装に合わせて変えたりするんだ〜って思いながら観た。基本的に本当の悪人はいないからこそ、彼らが何故上手くいかないのか、悪いことばっかり起こる…
>>続きを読む離婚協定,口論,妻外国憧れ,旦那父アルツハイマー,娘11歳,署名,旅支度,義父腕掴み,家政婦.手焼き,電話.罪確認,着替えさせ,退職希望,日当,銀行客スカウト,家政婦娘.呼吸器イタズラ,サッカー盤,…
>>続きを読むファルハディ見るの2本目だがすごかった。前見た英雄の証明にも言えることだが、ボタンの掛け違いやそれぞれの嘘によって状況が悪化していく脚本構成が巧みすぎる……いい意味でシナリオの映画だと感じた。ラスト…
>>続きを読むあくまで作品から感じられる印象として、アスガー・ファルハディとアッバス・キアロスタミの関係は、どこかドストエフスキーとチェーホフとの関係に似ているように思うことがある。
1940年生まれのアッバス…
© 2009 Asghar Farhadi