活弁士:片岡一郎
演奏:カラード・モノトーン・デュオ
(ギター:湯浅ジョウイチ フルート:鈴木真紀子)
無声映画はテレビ放送かレンタルかでチャップリンのを観たことがあるけど、活弁士と演奏つきの無…
冒頭のトラブルの後、主人公が3人組と喧嘩を始めたあたりで萎えた。
最低限の知性を持ち合わせない人物にはどうにも心が動かず、終盤のチャンバラも虚無的な気分で眺めてしまった。
善悪の教訓話のように語られ…
“自分は善良な人間なのに、なんでこんな理不尽な目にあうのか!”“自分はこんなに貴方を愛しているのに、貴方はなんでこんなに冷たいのか!”で暴力に走るので、完全にサイコパスな人間の話ですな。ですが、コレ…
>>続きを読むナレーションお姉さん上手 この跡処刑されるよなあ 夫婦なんで旅してたんだろ 誤解されまくって無頼漢と認識される主人公 牢獄から脱走時 任侠のもとにお世話に 実はクズ 女を手篭めにしている ある日夫婦…
>>続きを読む直情型の久利富平三郎が曲解され前科を重ねお尋ね者となり人を殺めてお縄となるお話。手拭の手垢の付き方がリアル。
善良高潔なる人格者…ということらしいが独善的で頭の固すぎる阿呆にしか見えない平三郎。そ…
・世人…無頼漢(ならずもの)を称する者、必ずしも真の無頼漢のみに非らず。善良高潔なる人格者と称せらるる者必ずしも真の善人のみに非らず。表面善事の仮面を破り、裏面に奸悪を行う大偽善者。亦、我等の世界に…
>>続きを読む「善人のその善行善意が裏目裏目となりついに悪漢に堕ちる」
にしては平三郎がどうしようもない。
権威への反骨心があっても、自分自身の権力や傲慢さには無頓着。悪人ではない本当の自分を知ってほしいというの…
マツダ映画社