バチ当たり修道院の最期の作品情報・感想・評価

バチ当たり修道院の最期1983年製作の映画)

ENTRE TINIEBLAS

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

3.2

あらすじ

麻薬中毒でショック死した恋人の殺人犯疑惑をかけられてしまったクラブ歌手のヨランダは、警察から逃れる為、資金難で閉鎖寸前の修道院に転がりこむ。ところがそこにいた修道女たちは、薄暗闇の中でトラを飼ったり、大衆小説のゴーストライターをしたりと、一癖も二癖もある女ばかり。さらにはとりまとめ役の修道院長が麻薬漬けと、神をも恐れぬ罪業を犯していた!そんな修道院で生活を始めたヨランダだが、当初感じた不安とは逆…

麻薬中毒でショック死した恋人の殺人犯疑惑をかけられてしまったクラブ歌手のヨランダは、警察から逃れる為、資金難で閉鎖寸前の修道院に転がりこむ。ところがそこにいた修道女たちは、薄暗闇の中でトラを飼ったり、大衆小説のゴーストライターをしたりと、一癖も二癖もある女ばかり。さらにはとりまとめ役の修道院長が麻薬漬けと、神をも恐れぬ罪業を犯していた!そんな修道院で生活を始めたヨランダだが、当初感じた不安とは逆に修道院長からは過剰に優しくされ、心地の良い日々をおくる事に。何故なら修道院長は彼女に恋心を抱いていたのだ。そんな折、修道院では賓客を招いた年に一度の演芸会が開かれるのだが…。 問題児だらけの修道女を抱え、資金繰りに苦しむ修道院の行く末は?

「バチ当たり修道院の最期」に投稿された感想・評価

時番人

時番人の感想・評価

2.6
えげつなさで映画界に殴り込み始めたアルモドバルが、更にタブーを求め修道院をめちゃめちゃ踏んづけて、楽しんでみただけの作品
紫色部

紫色部の感想・評価

2.5
2018.7.4 BS

初期のアルモドバルであるにしてもかなり退屈な部類だが、ヨランダが初めて教会の扉を開けるショットの照明は堪らないし、終盤の祝祭日におけるパフォーマンスの際の切り返しも妙に感動的。
これは邦題が巧い。確かに出てくるのは不道徳な堕天使だらけ。駆け込み寺的修道院はセックス&ドラッグ&歌謡ショーのパーティ、そして虎!本物!「虎に噛まれるのは虎を尊敬しないからだ」とどこかで聞いた言葉のとおり、尼長はじめ修道女たちは正に猛獣使い(内なる猛獣を飼ってもいる)。シュールでトボけた可笑しみと同時に物哀しさもある。塀の中は外に居場所のない弱き者たちが寄り添い合う慈愛に満ちた(はずの)拠り所なのだ。だがやがて楽園の扉は閉ざされ、尼僧たちもミューズもバラバラに去りゆくのみ。最後はやっぱりメロドラマティックなエレジー。アルモドバル映画のギラギラした原色装飾がカトリックの祭壇にピッタリな過剰さ。細長い窓枠の中を覗き見るショットはステンドグラスの宗教画みたいだった。
松

松の感想・評価

3.2
かの「オールアバウトマイマザー」を生み出したペドロアルモドバルの原点が詰まった映画ではなかろうか
こんなにレアな映画をWOWOWが放送したのは奇跡
emi

emiの感想・評価

3.5
アルモドバル監督にしか撮れないハチャメチャなコメディ。歌手の片方だけの手袋、作家修道女のヒゲなどディテールにも独特のセンスが光る。ビターであっけないエンディングもアメリカ映画のコメディにはない感覚で面白い。

このレビューはネタバレを含みます

ペドロ・アロモドバル監督のボルベールやバッドエデュケーションの世界観に引き込まれる感覚が好きで本作も観てみました。
配給がアルバトロスなのでクソ覚悟でした。
115分の作品です。
前半(?)80分間は、
「ヤバい 何これ?面白いところが一切ない」
と若干眠たくなったりしましたが、
【修道女なのに◯◯でバチ当たり】
と言うテーマそのものがフェイク。
前半80分間が退屈な序章。
80分からが本章。
ペドロ・アロモドバル監督は最後の最後まで信じる視聴者だけをお救いになります。
だがしかし、何度もしつこいが、前半がキツい。
尼さんも僧侶も人間。俗世以上の感じは罰当たりでおもしろいけど、でもみんなここにはお布施しないでしょうねぇ(笑)。キッパリ尼も僧もやめなはれやー
いやはや、罰当たりだった。ロックなファッション良かった。ロックと尼僧はなぜかベストマッチ。
Shizka

Shizkaの感想・評価

1.2
修道女があるまじきことをやっているのはクスっとしたが、音声と映像が微妙にあってないのはアフレコだからか? ぜんぜんしっくり来なかった。

ストーリーもそれでなんなの? なにか面白いところあったか? 虎と戯れるところはハラハラしたが、あとはダメ、さっぱりだめ
Canape

Canapeの感想・評価

3.2
いやいや、やられたよ。番組情報に修道女たちのコメディとあったけど、ペドロ・アルモドバル、そんなわけない!!駆け込み寺の修道院ゆえ肥溜め尼とか過去にちなんだ呼名がシュール。コカイン吸いながら説教したり、闇取引したり。え、本物の虎と・・。修道女という肩書だけで中身は所詮人間てことかな。
Encadenados/Lucho Gatica