素晴らしき日曜日の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『素晴らしき日曜日』に投稿された感想・評価

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吹奏楽部の音合わせのような音。クライマックスには、稲妻(映画稲妻)や、停電(映画ひまわり)や、聞こえないはずのオーケストラの演奏(本作)が必要なんだと思う今日この頃。
盆栽
3.2

どんな状況にも幸せはある


 黒澤明監督による、戦後間もないの日本を舞台に若い男女のささやかな日常と希望を描いた作品。休日のわずかな時間を共に過ごす二人の姿を中心に、戦争の影を感じさせつつも、純粋…

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露骨
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野球の最中に車や牛が横切る緩急や月夜のブランコなど印象に残るシーンはあれど、ラストシーンが冗長すぎて悪い意味で掻っ攫う。中北千枝子が第三の壁を破壊して観客に対して涙ながらに拍手の要求を訴えるも「何回…

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若干の恐怖と若干の明るさの繰り返しを見た
記憶に残る描写がおおい
みー
2.3

戦争から2年、戦争後の街の様子や人との関わりを知ることでより戦争をしれたと思う。
男が自分勝手だしめそめそしてて鬱陶しいし当時なら評価されてただろうなぁと言うのはいいとして、私は全体的に退屈で時間が…

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oharu
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『どん底』を観た時も思ったけど
後半が演劇的な雰囲気になるの不思議だなー

2人で同じポーズで喫茶店にいるシーン謎でかわいい(こんなガーリーな絵が黒澤明に撮れるんだ!とびっくり)

《戦後2年、もう、すし詰め状態の通勤電車💦》

戦後の焼け野原の東京。貧しいカップルのとにかくお金がない日曜日の“ランデブー”
靴の底は剥がれていて、傘もない。一緒に住む家もない。

それでも、買え…

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3.2
終始緩慢なだけに、かえってクライマックスが際立つ。目の前の画面が、突如として自分事になる瞬間にハッとさせられた
お金のないデート。
何かあるたびに気分もアップダウン。
それにしてもびしょ濡れデート。
戦後直後の35円て
今のどれくらいなんだろう。

この映画が上映されたのは、敗戦の2年後、昭和22年。
貧しいカップルは毎週日曜日にデートすることにしていた。戦争から復員した男は他人が捨てたタバコの吸い残しをデートの待ち合わせ場所で拾って吸おうとす…

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