"メランコリア"とは憂鬱、鬱という意味。
本作では、地球に接近する惑星の名前が"メランコリア"と呼ばれる。
監督のラースフォントリアーが実際に鬱になっていたときに、セラピストから言われた言葉でこ…
巨大惑星が衝突して地球滅亡するというある意味究極の鬱映画。
自分にまとわりつく五月蝿い周りの人間を殺したいとかじゃなく、鬱から解放されるには地球が滅びればそれが美しい!みたいな内容、多分。
精神…
光と影の描写が絵画みたい
メランコリアと地球の衝突は真ん中に3人がいてそれを覆う形でシェルターがあってそ!を引きで撮ってるからメランコリアがより巨大に見える
メランコリアは白くて明るくて人物は影で黒…
ダンサーインザダークの時も感じたけれど、やっぱりカメラワークが気持ち悪いなぁ。
間違いなくこの撮り方がトリアー監督の持ち味なんだろうけど、フィクションなのにドキュメンタリーを、しかも盗み見てるような…
ピーターグリーナウェイのように時間と絵と構図とエピソードと役者という素材を使ってアートのように料理された映画。
すべてに意識的。
感情でドッカンと雑に盛り付けられた料理みたいな映画とはちがう。
観れ…
冒頭の8分間ですでに吸い込まれた
地球の終わりは、個人の終わりなのか。
それとも、数多ある終わりの中に個人が属しているだけなのか…
トリアー監督自身の鬱病経験から
"パニック時ほど鬱病患者は冷静…