【青空はなかった】
コスミック出版のDVDBOX「密林の黄金」にハワード・ホークスの航空映画『無限の青空』があったので観た。
霧の中、パイロットたちが自分の腕前を信じて操縦する。映画は管制室と機内…
初期のハリウッド映画とは、第一に人間の仕事を世の中に見せることだったのだと、ゴダールのかつての盟友ジャン=ピエール・ゴランは語っていた。この映画で描かれる使命感を帯びた飛行士たちの紐帯はなにより見て…
>>続きを読む最後のキャグニーの選択は理解できないけど
ホークスの中でもかなり没入しやすい映画だった。緊張感あるシーンに平気でロマンスが挿入されてまた別の浮気の話が持ち出されて悲劇が待ってた。今日見たリオブラボー…
冒頭から"Ceiling Zero"の説明の字幕が追いつかず、いつもより集中しながら鑑賞。
死んで絵になる男キャグニー。
操縦士より技術者が重視される、そんな一つの時代の終焉のような悲哀も感じられる。
ハワード・ホークス監督の航空活劇。
狭い室内の会話シーンが中心ながら、ひしひしと伝わってくる切迫した臨場感。
確立された女性像、飛行、畳み掛けるようなセリフ回しと『コンドル』をはじめ後の作品への…
WWⅠ世代の多くが備えた天性のストイシズムが如何なる他作にも比べて明瞭に、且つ雄弁さと徹底の度を増して表明される。
空を飛ぶことの美徳とスリル。罪の意識を動機とした飛行。乱暴なほど競争的であり表現豊…
FC以来、20年振り位の再見で、朝11時からという、とんでもない通常の睡眠時間帯だったが、特に好きな作品だったし、他に空きがないので、居眠り覚悟で観に行った。今回は、先に述べた、初にして(『空…
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