グレースと公爵の作品情報・感想・評価

グレースと公爵2001年製作の映画)

L' ANGLAISE ET LE DUC

製作国:

上映時間:129分

ジャンル:

3.8

『グレースと公爵』に投稿された感想・評価

3.3
ロメールの出自が貴族の家柄だったとどこかで読んで忘れていたけど、貴族の側だったんだね! と初めて納得がいった。
庶民の映画作っとる場合やないやろ。
odyss
3.5

【ロメールにしては上出来】

エリック・ロメールの作品はあまり好きではないのだが、タイトルに惹かれて見てみたところ、悪くない映画だった。 

フランス革命の恐怖政治に揺れるパリを舞台に、自分の信念に…

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NS
4.1
絵画みたいだなぁと思っていたら本当に絵画だった。

ロメールにしてはめちゃくちゃしっかり作ってる感がある。話も堅い。
革命当時、互いのことを「市民」と呼び合うと聞いていたが舞台、衣装だけでなく、言葉まで再現してるね
Cem
4.0

ロメールによるフランス革命が舞台の時代劇♪*。
フランス革命という激動の時代を気高くしなやかに生きた一人の英国人女性の物語

これは面白い。油絵に実写の人物をCGで重ね合わせるという発想が面白い。絵…

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o
-
とにかくピュアさその一点を擁護し続けるのが良いよね。
後、音がめっちゃ回っててびっくりした。こんなにフレーム外も細かく作っていく人だったか?
3.9

静止した油絵に実写の人物をCGで重ねたというロメール後期の実験的映画
オルレアン公爵とグレース・エリオットの恋愛関係を超えた友情に王党派、革命派と相反するふたりの革命の物語
グレースが聡明でとても魅…

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Pep
4.5

ロメールにとってのリアリズムは、当時の時代について現在の視点から様々な資料で検証し、当時の街並みを再構築するということでなく、あくまで当時の芸術家の視点、そしてグレース・エリオットの語りに寄り添うこ…

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絵画合成の屋外と作り込まれた屋内

寝巻きをはじめとした衣服の豊かさ
広い範囲を俯瞰するように固定されたフレームで切り取られる絵画の背景の中を人々が歩き回る屋外の映像、「自然さ」にこだわるロメールがこんな劇みたいな、非現実的な映像を撮った所以は?

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