泉へのみちの作品情報・感想・評価

『泉へのみち』に投稿された感想・評価

mingo
3.9

これをニュープリとか石井支配人のセンスに敬服いたします。「貴方とは見方が違うのよ」と「女性の友」近藤宏編集に噛み付く有馬稲子、負けん気が強すぎる現代女性的な描き方で55年にしては先鋭的、筧正典のデビ…

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筧正典のデビュー作は、キャストもスタッフも恵まれており、いかに期待されていたかが伺える。プライドの高い高峰ママ、不機嫌そうな表情を浮かべる有馬稲子。唐突なエンディング。伊福部の音楽は3か所のみ。
一
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ハキハキ実直な“くるりさん”有馬稲子が世の不条理に直面する苦い成長譚。美術館で稲子と出会う藤木悠がいつにないスマートな役どころをこなしている非常事態にソワソワさせられる。
めー
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10代も20代も、つらくて苦しいな
八方塞がりな感じ、どうしようもないことを、どうしようもないなと思えたり思えなかったり、しんどい、、
作品としてはさっぱり素直な有馬稲子が自分らしく生きつつも社会の…

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Gocta
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出版社に就職した純粋で勝ち気な有馬稲子が、妾であった母を捨てた父親を拒絶したりしつつも、仕事を通じてあるいは様々な人に出会い成長して行く物語。高峰三枝子と有馬稲子の母娘がいい。

高峰三枝子・有馬稲子の母娘が一つ鏡を覗き、もう少し口紅の色を濃くしたらと言う冒頭から映画の風格が漂う。その日は娘の出版社の面接試験。鎌倉近代美術館での藤木悠の登場の仕方はその後二度とないエレガントさ…

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有馬稲子の前衛的な帽子が印象的。

大勢芋が集まる中、明らかに遺伝子勝ち組な有馬稲子。面接でめちゃくちゃマイペースを貫いて、帰りしな「絶対合格にしてくださいね!困るんです」って面接官に言ってしっかり…

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csm
4.0

ニノチカ並に変な帽子もさらっと似合う、さすが洋裁店の娘って感じの可愛い稲子ファッションに負けじとムクムク犬のタロ、ぬいぐるみのような捨て犬かわいー。成城のお宅もひたすら素敵。高峰三枝子とそんなことが…

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池田一朗脚本に中井朝一撮影にどんより重たい伊福部の音楽。稲子のニューウェーブなファッション、可愛い帽子、ここだけやけに記憶があったけど内容はまったく覚えていなかった。"女性の友”編集部。シングルマザ…

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