フリッツ・ラング監督×ジョーン・ベネットといえば大傑作『飾窓の女』や『緋色の街』がありますが、この作品もこれらと並んで大傑作と呼んで差し支えない完成度でした🥹✨!
序盤はジョーン・ベネット演じる…
心の声をモノローグで語る主人公。素性をよく知らないまま情熱にまかせて結婚した夫が抱えていた心の闇。どう考えても何か起こりそうな不穏な設定に展開、陰影の効いた屋敷の雰囲気。でも主人公が立ち向かっていく…
>>続きを読むまたもや決定的な見つめ合いから始まる物語。
結婚式で突然不安になるシーンの秀逸さよ。神父と祭壇から突然フルショットで映された夫が、ゆっくりとこちらへ近づいてくる不穏さが完璧で、流石フリッツラングの…
富豪の娘で美人なのに不運な結婚をするシリア、相手の人がサイコすぎるので何一つ不自由なく暮らして来た彼女がよく我慢できたなと謎。
最初の口説き文句が「君はサウスダコタの竜巻みたいだ」とか言ってきて前…
ラングのアメリカ亡命後に製作されたフィルム・ノワール。アメリカに流入したばかりの精神分析のタームを盛り込みつつ、「レベッカ」(1940)に代表される「後妻が体験する青ひげ的脅威」を大筋とするサイコ・…
>>続きを読む遺産相続した富豪の娘シリアは旅先のメキシコで出逢った建築家マークに惹きつけられ結婚するが夫の奇異な行動や秘密に包まれた彼の邸宅に不吉な予感が増幅していく。深層心理、強迫観念入り乱れたマークの行動と殺…
>>続きを読む途中までは『レベッカ』?ねぇ、『レベッカ』でしょ?😅って目線で見ていたけど、ラスト10分、そうきたか❗️お見事。
思えば『M』のフリッツラング。一筋縄じゃいかないはずだ。
旅先で恋に落ちたヒロイン…
シュールレアリスムだと思うオープニング
夢なのか無意識の歪んだ世界が扉を通して見せられる
逞しい女性愛を持つシリアは刺激を求めている
シリアの心の声がとても印象に残った
これから起こる悲劇の訪…