抑圧されながら生きる主人公・マリアが解放され生まれ変わるまで。キモい男しか出てこないし退屈だなーと思いながら観てたのですが、後半は好きでした。ラストシーン良い。
ストーリーは違うしおそらく参考にはさ…
ほぼ喋らない夫との息の詰まる生活、下半身付随の父親の介護、虫の死骸を集めることと宛先のない手紙を書くこと、隣に住む隣人の様子を伺うことだけを趣味にしているマリアは少しずつ崩れていく。ルーティン化され…
>>続きを読む出生時に母親が亡くなり、父親に抑圧されながら育ったマリア。強制的な結婚をさせられ、夫と半身不随になった父親の世話で過ごす毎日。趣味は虫の死骸分類。だが隣人男性と知り合い、昔の日記手紙を再読した事から…
>>続きを読む生まれた瞬間から、母親の死という罪を背負わされたマリア。実父、夫に服従させられ毎日同じルーティーンをこなす。ある男性との出会いによって、思考を停止させていたマリアの「時」が一気に動き出す。
妄想と…
鑑賞する人の価値観で奥行きが深くなる人間の複雑な心理状態を描写したサイコロジカル・ホラー映画とも言える。
マリアと言う主人公の精神世界が鮮やかに表されて、その内面世界は具象を中心に幾つもの空想の世界…
再見。以前観たときは、映画の持つ硬質な質感で、ハネケに似てるなあと思ってたけど、改めて観るとそうでもなかった。この映画のほうが、もっと表現にユーモアなセンスが含まれていた。硬質な質感はたぶんヒロイン…
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