主人公の精神的な不安定さ・脆さを、間接的な部分からも巧みに描写している
線路や道路の上に寝る、ビルの屋上の縁で自分を試す、自分だけの秘密基地、その地下の浴槽で胎児のように丸まる等、いわゆる「鬱っぽさ…
庵野秀明の作品の中で群を抜いて好きなのが「式日」
空が綺麗 星が綺麗 月が綺麗 光が綺麗
私が存在しなければ、みんな綺麗
私いないほうがいいのかな
私の血はどうだろうか
それくらいは綺麗かな 見て…
家族関係に傷ついて、奇抜な服とメイクに身を包み、眠ることを恐れ、真っ赤な部屋で過ごし、自分が世界からきれいに消えられるように線路に横たわる儀式をし、毎日「明日が私の誕生日」と言い、妄想に逃げ込もう…
>>続きを読むカントクと彼女は現実逃避の末出会った2人。
彼女の行動原理は実は明確で、ラストシーンの虚構から解き放たれた笑顔はとても印象的だった。
対して、カントクは東京から流れ着いた土地で彼女と会い意思を持…
現実世界から逃避し
虚構世界で同じ一日を繰り返す彼女。
母親との確執などなんとなくエヴァっぽかった。
ちょっと長く感じたけど
セリフはグサグサ心に刺さった。
庵野さんらしいアングルもいっぱい拝める映…
売れることを前提として作っていない映画ということもあり、庵野秀明の芸術的センスが光るような映画。画角、映像美。セリフやらカット。エヴァの様な精神的な不安定さが醸し出す映像の雰囲気が独特。
ファイア…
前付き合った人と関係性が似てるというかほぼそのままで、見ていてお腹が痛くなった。
ラストで彼女は進み出したけど、男の方は何も変わってなくて男の方の変化をすごく期待してしまった。すがりながら見ていた…
最初は本気で意味がわからなかった。
この女、勝手に人の電話に出るな、とか言っておきながら自分が最初にそれをやっている。母親に対して自分のことを考えていない!分かってくれていないと嘆いておきながら主人…