愛河の作品情報・感想・評価

愛河1958年製作の映画)

製作国:

上映時間:91分

3.7

「愛河」に投稿された感想・評価

2018年4月8日、神保町シアターにて鑑賞。
若尾文子出演の未見映画、未ソフト化作品。
若尾文子と川口浩が主演というだけで安心して見られる娯楽作であった。
当然、順風満帆に物語が進んだら盛り上がらないので波風立つが、これまた安心して見られる(笑)

若尾文子はデパートでネクタイ売り場の店員、ショートカットの髪型が可愛い!
洋服シーンが多いが、和風シーンのサービスもあり。

若尾文子のことを書きだすと長くなるので、この辺で…

永田雅一製作の映画なので、大映映画としては、力が入った作品になっており、若尾文子と川口浩以外に、田宮二郎(柴田吾郎名義)、叶順子、川崎敬三、菅原謙二、角梨枝子、三島雅夫など凄いメンバー。

物語は、冒頭ミニスカートや短パンはいて綺麗な足を出した女性が「結婚するまで純潔を守るか否か」を議論している。この中に叶順子は積極的行動派として意見している。
場面変わって、デパートの売り場で若尾文子登場。彼女は、川口浩と付き合っているが「結婚まで純潔守る派」であり、川口浩の部屋で「貞操観念の意見相違」でケンカ状態になり…
叶順子は田宮二郎とドライブして結ばれるが…
と対照的な描き方。

こんな感じで物語が進むが、1958年作品でカラー映画!
自分が生まれる前の「若尾文子カラー映像」を見られて嬉しい!
神

神の感想・評価

3.5
特集・輝ける〈大映〉男優の世界
恋人若尾文子とやれなかっただけで酷い転落っぷりの川口浩、奇跡的な展開でめでたしめでたしの流れ、ザ・大映。
シチュエーションづくりかと思った雨からいつの間にメロドラマの大河へ。たかが結婚前にヤらせるヤらせないの話が、という狭さ加減と、キレのない演出が妙に合ってた。ウキウキの赤のスーツから転がる赤の靴、停滞の灰青、起死回生の赤のネックレスと、何か色彩設計頑張ってるの好き。個人的に菅原謙二の仲裁一本で+0.5。文子ショート、下膨れが目立って似合わなくてかわいい

このレビューはネタバレを含みます

婚前に貞操を守ることは古い考えなのでしょうかと若尾文子に、いいえ、それは新旧という問題では無く大切な考えなのです。っていう川口浩の母。全て大切なことは映画や漫画が教えてくれるんだよなあ。

大映男優祭@神保町シアター
初めて映画館で若尾文子を見ました
そのドキドキ感と、ショートの若尾文子のかわいさ
そしておしゃれで鮮やかな衣装にくるくると変わるので見ていて楽しい
うん、アイドル的な娯楽ラブコメですね

ただこの恋愛観はいまいち共感できない
古いとか新しいとかじゃないって台詞があるけれど問題はそこじゃないと思う
川口浩との何ヶ月もの音信不通でその間の放蕩三昧を知っていながらあのラスト
ずいぶん遠回りしちゃったな▶︎でも乗り越えてきたわ▶︎もう離れないチュッ!って、、、
映画的な演出とは言え強引すぎやしませんか?
いいところもあるわって言ってたけどそんなとこ見えませんでしたよーーちょいワル好きなのですか?

処女率69%というとんでもない時代を感じる作品でした
川口浩とあややが夕暮れの公園をそぞろ歩くシーンがめちゃくちゃ良い!
ふたりの顔が見えないくらい暗いのが粋。ロマンチック。

婚前交渉を拒否されただけで、2年も心通わせた恋人を邪険にするなんて…と怒り心頭で川口を見ていたけれど、権力に媚びないナイスガイだったので、悪いのは全部性欲…てなった。

あややの靴とバッグが最後まで一緒なの(多分)リアリティあって好きだし、
叶順子とおそろなショートカットが新鮮でした。
しかも、三三子でみさこって読む名前かわいくないですか?
 
とにかくバレー部顧問みたいな菅原謙二が好き…
ゆき

ゆきの感想・評価

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安定の川口浩と若尾文子ペア。
電話口で理詰めにされて話せなくなっちゃう若尾さんにときめくし、みさこの兄役川崎敬三さんが最高にかわいいので、ハッピーになれました
開幕の川で女子がワイワイの職人技的テンポの会話のシーンからあ〜この感じ最高と目が潤み、デパートのシーンに転換してベリーショートあやぴにびっくり!最初すぐあやぴとわからなかったほどに にしてもヒロイン二人が二人ともベリーショートなの面白い
1958年にして童貞キラーというワードに驚き、またこの時代の映画において婚前交渉の是非、妊娠からの堕胎ネタがめちゃ鉄板というのは最近わかったことであるが、今作はそこをライトにテーマに据えており良かった
またキャストの充実、適材適所さも良かった
若き平尾昌晃先生、市田ひろみかわいー、菅原謙次良い役ー、寮に住む守田学の笑いのシーン、あとめちゃ頻出する老け役の滝花久子、村田扶実子の名前を今日調べてやっと覚えた