増村保造監督が若尾文子と初めてタッグを組んだ青春映画。
逆境に負けない青空のように明るく生きる娘を爽やかに演じた若尾初期の人気作。
原作は雑誌「明星」に連載されドラマ化された源氏鶏太の同名小説。
(…
つらい境遇にありながらも前向きに生きることを忘れない少女と、その家族の物語。
ドロドロした愛憎劇になる要素はありつつもそうはならなかったのは、きっと主人公の性根が強いから。
なんか全体的に”サッ…
若尾文子映画祭SideA(4Kのみ鑑賞)。
この映画祭のメインビジュアルになっていて、彼女の素直な感じがいい。女中女中と呼ばれても健気で、弟には毅然としてる演技もいい。
ただし24歳でJK役は、茶髪…
若尾文子映画祭Side.Aにて鑑賞。
明るく晴れやかな気分になれて最高でした。
若尾文子演じる有子のキュートさに見惚れっぱなし。
4K映像の美しさにも驚きました。
カメラワークも、緩急のリズムが巧く…
昼ドラみたいなドロドロした話のはずなのにカラッとしているのは時代の風?若尾文子さんの軽やかさ?広い心で受け入れるが、しっかりさよならを告げる姿は青空娘。
ちゃんと愛してあげて、それがあなたの唯一の幸…
若尾文子の魅力爆発である。
冒頭の胸元ざっくりセーラー服から、継母に毎日イジメられてる割には衣装もお化粧もバッチリ決まっている彼女があどけない魅力を振りまき続ける傑作。
ストーリーの肝は継母家族から…
「若尾文子映画祭」にて4K鑑賞
通常版でもレビューしているので割愛。
有子の洋服、東京の街並み、そしてあの青空とビビッドな景色がより鮮やかに。
登場人物たちのカラッとした性格や軽やかな語り口のおか…
人生も、日々の営みも、こんにちはから始まってさようならで終わる。
全てのカットが芸術。
ここでこうなるはずというお約束の展開をことごとくぶった斬ってくるストーリーは改めて観ても爽快。
病気のお父さ…
©KADOKAWA1957