京染め屋を継ぎ、仕事に打ち込むきわ(山本富士子)と医学博士(上原謙)のイケない関係
着物姿の山本富士子の襟足が美しすぎる
身につけている着物も帯も粋で、着こなしや所作に、ため息…。
手に職を持ち、…
重い瓦屋根の下で伝統的な京染の世界に生きる京女山本富士子の悲哀を描いた吉村公三郎監督の秀作。山本は阪大教授上原謙を、美大生川崎敬三は山本を神聖視し、その崇拝が、上原の男の打算が垣間見えた時、山本が蝋…
>>続きを読む宮川一夫、牧浦地志、岡本健一、内藤昭、池野成。現像の技術的限界からグレーに塗られた壁、逆光に赤く映える男女の接吻、ピント送りで前景の山本から比叡山に繁る青葉へ。吉村は徹底して演出に集中できたように見…
>>続きを読むNo.1690
幼稚園から小学校にかけてが、私の映画人生の第1期だ。
両親が映画好きで、しかも時代も映画の黄金期。相当数の映画を観た。しかし観るのはもっぱら東映チャンバラ映画と日活アクション映…
一見大人しく見える着物美人だけど芯がスッと通って凛々しい主人公を演じる山本富士子が素晴らしい
昼のシーンでは当時の京都の風景でノスタルジックな気分になれて、夜のシーンでは旅館の室内や夜行列車の食堂車…