酒と女と槍の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『酒と女と槍』に投稿された感想・評価

トモ
3.6

前半寝てしまったので再鑑賞。そこまで面白くはないが美術が凝っていて見応えがあった
武士道の空虚さ。とは言いつつもやっぱり元剣道部としては武士道は大事よ。でも主人公カッケェなあとは思わないし女性たちが…

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なお
4.1
肥大化しすぎた男性性
去勢する勇気の欠如
自己顕示の切腹とそれから隔絶された厳かな自死
catman
4.0

ネタバレあります。

1960年公開。武家社会/武力主義の不条理を描く異色時代劇。なので侍同士がかっこ良く斬り合う様なまともな殺陣の場面は一度も無い。大友柳太朗が演じる主人公が豪放磊落な快男児で確…

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3.8
東映時代劇最盛期の絢爛なオープンセット、衣装、美術には圧倒されるが、何と言っても最大の白眉は、宝塚で東京三羽烏と謳われた淡路千景の美しさ。

海音寺潮五郎の原作を、井手雅人が脚色した内田吐夢作品。秀吉の怒りのとばっちりで、槍の名人、高定も切腹することに。だが、当日酒に酔い、秀吉の使者に切腹を止められ、女歌舞伎の采女と山中に蟄居。しかし、槍…

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4.6

【残酷劇としての強度】

同じ内田吐夢の『浪花の恋の物語』や『妖刀物語・花の吉原百人斬り』と同じく封建社会の不条理性をシビアな視点で抉った作品と言える。鑑賞後はやり切れない気持ちになりショボ〜ン😞と…

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(大分前に鑑賞した)内田吐夢監督作品。
武士の儚さとそれを見送る女の切なさ(と強さ)が描かれる。

同監督作品は幾つか鑑賞したが、本作が一番好みだった。(相変わらず題名からして食指を伸ばしづらい…。…

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ENDO
4.0

柳太朗演じる富田蔵人高定が京都西山で田舎暮らしで呆けている顔がヤバい。そして千恵蔵演じる前田利長に嗾けられ、槍を手にした途端イキイキ。止められない。どこまでもひろみを想う千景のいじらしさ。帰った時に…

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