脚本・市川崑、和田夏十コンビによる『足にさわった女』(1952/東宝)、『あの手この手』(同/大映京都)、『プーサン』(1953/東宝)に続く、市川演出による社会風刺喜劇映画。
狭い劇空間の中を個…
プロレタリア ブルジョア アカにism…
小難しい御託並べたてて 己のアイデンティティーを形式化してゆく滑稽さが 当時の一家庭の一幕として うまく取り纏められてる
兎にも角にも 十人十色の会話劇が秀…
昔の建物や人々の風俗を鑑賞する映画でした。コメディらしいのですが、ストーリーが弱い…頭の固い学者が、水商売の女に引っかかったり、若者の男女交際、子どもの素行に振り回される。しかし、みんなそれぞれそれ…
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市川こん監督、失業中の教授が主人公、流暢で、文学的で、キャスト一人一人の個性が際立っていた。息子二人の社会に対するレジスタンスに向き合う、父親。享楽的で、アナーキーな息子達だけど、父親自身も小料理屋…
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