月光の女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『月光の女』に投稿された感想・評価

よくこの邦題にしたなあと感心する文字通りにルナティックなノワール。結末にいたってはもはやホラーですらある。

”Native Woman”と情交を持った男が罰せられる。そしてその男を罰した女も呪いに…

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このレビューはネタバレを含みます

【愛と憎しみと】

(1940年・米・95分・モノクロ)
監督:ウィリアム・ワイラー
原題:The Letter
原作:サマセット・モーム『手紙』

ベティ・デイヴィスを順不同で追いかけて、これで何…

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Jimmy
4.5

ウィリアム・ワイラー監督作品であり、『月光の女』としてベティ・デイヴィスが素晴らしい演技を見せる。

シンガポールのゴム農園。
ある女性が男を射殺する場面から始まる。しかも、周囲に人々が居る中で。凄…

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lemmon
4.4

デイヴィスを愛でる作品。


光と影、月光の中、佇む女優。あの大きな瞳が強烈に印象に残る。
シンガポール人の人妻を滑稽なビジュアルで演じたゲイルケンダーガードよりよっぽど強烈だ。


冒頭の衝撃的な…

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こぅ
4.1

【ローマの休日】等巨匠ウィリアム・ワイラー監督に
よる、【フィルム・ノワール】。

原題:は手紙、よりも邦題が優っている。

冒頭、静かな夜のシンガポールゴム農園の樹液から
穏やかな劇伴と流れる長回…

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Aki
4.4
傑作。愛のために全てを許す男、自らの手で死ぬことすら許されない残酷さ。ところで、扇風機及びシーリングファンの「回転」にはヒッチコック以上の執念を感じる。敬服。

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