20代半ばで撮った映画かなと思っていたら、30代半ばに撮られたものだった。いい意味でも悪い意味でもとても若く青臭い作品。デビュー作だから、詰め込みたい気持ちもわかるけど、なんだかスクラップブックに近…
>>続きを読む【1971年キネマ旬報日本映画ベストテン 第9位】
『さらば箱船』寺山修司が自らの戯曲を映画化した長編監督デビュー作。キネマ旬報ベストテンでは第9位に選出された。
とにかく奇妙な作品。ATGと寺山…
冒頭を観た時にこれは劇場で観たかったなと思った。コカコーラの中のトカゲがなぜか頭から離れなくて、それを母親に話したら最高の答えをくれた。アメリカの象徴と龍の国の象徴とその関係性。
これが産まれた時…
カッコ良すぎる...
演劇的な手法で映画にメスを切り込んでいった。
幻想的な70年代寺山修司の挑戦精神溢れる異作。
一目見て、まず入ってくるのは緑と赤紫の色調、フィルター。
そして、普通のカラー。
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