60年代最後のアングラ、かつポップなゲイカルチャー。事故系列ぐちゃぐちゃ、俳優やゲイの人のインタビュー、淀川さん突然の出演、などなど遊び心満載の松本ワールド!
最後の血ドロドロは、松本作品的な終わり…
もう50年以上まえの作品なのに、斬新すぎ。
昔の邦画すごい。。。衝撃のラスト!!!淀川さん!!
時々マジのインタビューが入ってくる。シーンの時系列がバラバラだったり、思想と現実が入り混じった映像だか…
ストーリー自体は滅茶苦茶シンプルなのに映像が狂いに狂ってて最高!
フラッシュバック、ドキュメンタリー風インタビューなどなど...独特な演出だけでなく、どのカットも脳裏に焼き付く。
どのシーンも凄いし…
逆張りの果ての果ての果ては、、、
カットがとてつもなくかっこよく、社会や映画、当時の"アングラ"ですら逆張りしてしまう人だからこそ作れた映画であると感じた。
ゲバラ周りのシーンはとても愉快で笑えた…
わたしに蛮勇があれば『仮面(ペルソナ)』と『はなればなれに』がここ日本で出会ってまぐわった…とかなんとか言えるのかもしれない。
ものすごく世(と映画)を斜にみてるのだけれど、それも泳ぎ切ると流石に…
オープニングのスタッフロールかっこ良すぎる。
キャスト一人一人の思想が強い。
映るもの全てのデザインが魅力的。
現在のピーターさんのスッピンが見てみたくなった。
映画の中にちょいちょい入るド…
オイディプス神話を下敷きにしながらドキュメンタリー要素を組み込んだ劇中劇であり、ボードレールの詩句が都市の退廃や虚無感、愛と死の結びつきをより強調しているデカダンス作品。
役割と素顔、真実と演技の…
個人の精神は
相つぐ否定によって
自己自身の
絶対に達する
【感想】
伝統の破壊と新しい価値の萌芽。
物語の合間に俳優陣へのインタビューや吹き出しのセリフというメタを織り込み、映画そのものを破壊(…