「"サボテンが赤い花を付けたよ"と言って」。
50年代のフランス。15歳になるローランは、タバコや万引きもさらりとこなす賢しい悪ガキ。美しく天真爛漫で友達のような母が何よりの自慢だが、あるとき母に…
多感な時期の少年を取り巻く、さまざまなタブーが詰め込まれた映画に見えるが、このテーマ性をすり抜けるような軽妙な演出がまさにルイ・マル。まず14歳の少年がチャーリー・パーカーを好む時点でだいぶませてる…
>>続きを読む今、パリオリンピックで選手たちが頑張っていますが、スポーツ観戦の合間にフランス映画でも観てみようと、この「好奇心」を観ることにしました。いや〜、主人公の15歳の少年のマザコン度が凄い。そして直接的な…
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