不機嫌なママにメルシィ!の作品情報・感想・評価

「不機嫌なママにメルシィ!」に投稿された感想・評価

途中で気づいた!!!
主人公と、そのママが同一人物であるということに。
そしてこの作品が俳優さん本人の、過去を回想した実話だということに。

フランスのコメディ映画らしい不思議な雰囲気と、主人公のキャラクターに序盤でグッと引き込まれた。
謎なシーンも多いけど、それも芸術の一環として楽しめた気がする。
Ayako

Ayakoの感想・評価

3.0
フランス人俳優ギョーム・ガリエンヌの半生を綴った作品。

娘のように育てられた結果、初恋は男友達で、自分自身は何者かと葛藤するも最終的にはアマンディーヌという運命の女性に出会い結婚。

あまりに予想できない結果に嘘でしょ?!と思い、ググってみたらなんと実話。

真面目に語ると重くなりがちなこの手の話題をコメディエンヌらしく軽やかに展開してて、ほっこりしながら観れる作品でした。
松浦

松浦の感想・評価

2.6
展開とじわっと来る笑いが凄い面白い!!

お母さんの存在は子供からしたらそりゃ大きいに決まってて、自分だけ特別に扱われていたら影響力は多大ですよね。
eco10

eco10の感想・評価

4.0
はじめ、一人二役って無理があるんじゃ?しかもおじさんが高校生役するのも無理があるんじゃ?とイロモノ的なものを見る目で見てしまった。でも、コテコテのコメディでというわけではなく、品のいいユーモアが散りばめられていて、なんの違和感もなくて、むしろ舞台を観ているかのようにリアリティがあって、お母さんも素敵で、なによりギヨームの演技力に驚かされた。

大人になって、ちゃんと自分のアイデンティティを見つけられたのは、やっぱりママの言葉や仕草やエレガンスに影響されていたからなんだと思うと、感動に近いものがあった。
これ良い映画だったとおもう(観たばっかりなんだけど、敢えて)
自伝映画でこういうのってすごく才能感じる。
まず、母親役する本人がすごくエレガント。歪んだ親子愛だけどなんか素敵、ロマンチックというかさ。

数多溢れる性についてサラッと語ってるのが良い。
そんなんで良いよな!ってかんじ。
これみると、ガリエンヌさんが優しく育った所以がわかる気がする…裕福な家庭でいろいろな経験をさせてもらい、不機嫌なママや男らしく育てと願う父の心を察し、ユーモアはそのまま受け継ぐ。あの家族あってのギヨームなんだなと。本人が一人二役で挑むコメディ。かわいい
母親と息子を同じ人が演じてると知って驚き。
母親を演じるにあたって、女装しているはずなのに「こういう女の人いるわ」となってしまう。
割りと、今の時代に見て欲しい作品。

あとは作中に出てくるマッサージ師の肉体美がたまらんかった。
Romicov

Romicovの感想・評価

4.2
久しぶりに観直したので…。

*

ピエール・ベルジェ役でサンローラン役のピエール・ニネと共に「イヴ・サンローラン」を“良いBL映画”にしてくれたギヨーム・ガリエンヌの監督&脚本&主演のコメディ。
監督の自伝的戯曲(元々は一人芝居)の映画化。主人公とその母(!!)を一人二役で怪演(&快演)。

特に母を演じている時の身のこなしのエレガントなことと言ったら!同じ画面に映っている女優さんが霞んで観えるほど。

…ああ、どうしよう。この人40過ぎのおじさんなのに…40過ぎの美しいマダムにしか見えない。。。

劇中劇中劇の大公妃と王女、最高。。。
珍しく映画館で声出して笑ってしまった。
一方、少年期の主人公も40過ぎのおじさんが演じているのには、無理があるなー…とは思うものの、
ママと自分を一人で演じることで、より「超・個人的な物語」としての意味を際立たせていると思う。面白いなー。

女の子が欲しかった母に、兄たち=男の子たちとは区別して「特別に」育てられた末っ子の主人公。
自分のアイデンティティ的にも「女の子」のつもり。(「ベルばら」の逆パターンて考えると解り易いね)
母が大好きで、母に気に入られたくて、母のものまねをしてみたり、より「女の子」らしくあろうと周りのステキな女性たちのステキなところを観察してみたり。
そんな時間があったからこそ、母を演じている時の「女性よりも女性らし過ぎるエレガント」な演技が生まれたんだろうな。これ。

軽いコミカルな表現をとっているのだけれども、蓋を開ければ「ジェンダーもの」でもあり「毒母」「マザコン」でもあり、また「自分探し」といろいろな要素がレイヤーになっている。
幼少期から青年期まで、長らくいろいろな迷子になり続けてしまったギヨームの歩んできた半生をコメディ抜きで冷静に想像したら、しんど過ぎて立ち直れなくなりそうになった。
そして「オチ」に関してもなかなかの根の深さみたいなものを感じなくもなく…w


…どこかで大元の一人芝居観れないものだろうか。。。
Mayuko

Mayukoの感想・評価

3.5
イタリアでフランス人たちと鑑賞。
英語字幕だったため
まず理解することに頭を使いすぎた。

ユーモアたっぷりで面白かったのは確か。
不思議な映画。一人二役かつ監督。正直、観ててはっとなって気づいた母親と息子を演じる監督にとっちゃ、別の女優に演じさせない理由があったはず。舞台をベースにして、舞台上でのセリフを交えて話を進めていく実験的な作品。
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