〖人間ドラマ:韓国・フランス合作〗
実際に韓国のカトリック系児童養護施設からフランスの家庭に養女として引き取られた監督自らの体験をベースに、過酷な運命を受入れ悲しみを乗り越えていく一人の少女の心の軌…
朝鮮戦争後の韓国タブー史の一端、
「親切なクムジャさん」(2005)でも
描かれていた養子縁組がテーマ
子供の目線で、重厚凝縮された表現
夭折キムセロンの映画デビュー作!
孤児院到着あたりからグン…
幼い少女に感情移入。強い怒りやいら立ち。親に捨てられひとりになったことを幼いなりに理解し、受け入れていく少女。別れの歌を聞く時の静かな表情。諦観の先にある強さ。
空港の到着ゲートをひとり歩く少女の…
監督の実体験をもとに作られ、その事を映画にするというのはどれほどの想いの強さかが読み取れます。
施設に入った時から別の人生を歩く事を余儀なくされ、その辛さ、段々と諦めから前向きになろうとする心の動き…