冬の小鳥の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『冬の小鳥』に投稿された感想・評価

うめ
3.8

「私は孤児じゃない」

おしゃれな服と靴で

ケーキを買い

父に連れてこられたのは

田舎にある養護施設

一人ぼっちになった9歳のジニは

時に怒り

時に泣き

少しずつ折り合いをつけていく

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miyuki
-
心苦しい…
1975年ソウル近郊。よそ行きの服を着た少女ジニは父に連れて行かれ児童養護施設に。ジニは父が戻ってくると信じ逃げ回ったり環境を拒否したりしていた。
子供の頃に見てずっと忘れられなかった映画
どんな場所なのかも礼拝も今なら全部分かるようになった。
CNSM
3.5
まさか自分が捨てられたなんて思いたくない一心から、少しずつ残酷な現実を受け入れていく様が本当に切ない。
染みた

ジニから目が離せない

キムセロンは、やはり小動物っぽい顔
3.5
キム・セロンの演技が素晴らしい。
詳しく知っている訳では無いけど、この才能が消えたことは悲しい。
3.0

〖人間ドラマ:韓国・フランス合作〗
実際に韓国のカトリック系児童養護施設からフランスの家庭に養女として引き取られた監督自らの体験をベースに、過酷な運命を受入れ悲しみを乗り越えていく一人の少女の心の軌…

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3.5

朝鮮戦争後の韓国タブー史の一端、
「親切なクムジャさん」(2005)でも
描かれていた養子縁組がテーマ
子供の目線で、重厚凝縮された表現

夭折キムセロンの映画デビュー作!
孤児院到着あたりからグン…

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y
4.5

幼い少女に感情移入。強い怒りやいら立ち。親に捨てられひとりになったことを幼いなりに理解し、受け入れていく少女。別れの歌を聞く時の静かな表情。諦観の先にある強さ。

空港の到着ゲートをひとり歩く少女の…

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監督の実体験をもとに作られ、その事を映画にするというのはどれほどの想いの強さかが読み取れます。
施設に入った時から別の人生を歩く事を余儀なくされ、その辛さ、段々と諦めから前向きになろうとする心の動き…

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