冬の小鳥の作品情報・感想・評価

「冬の小鳥」に投稿された感想・評価

基本的には淡々と話は進んでいくし、あんまり過剰な説明はされないけど観ていると理解できるし観やすかった。
カメラワークと自然な演出が印象的でした。
主人公の子を中心に捉えたり、集団の時はドキュメントタッチに捉えたり。
主人公の女の子の瞳が印象的。
くろお

くろおの感想・評価

3.8
キム・セロンがひたすら凄いなーってずっとポケーっと観てる感じだっだけど、
ラストの機内で実父の夢を観る→空港で養父母を見つけて顔を上げる→END!
の流れにやられた。
実に見事な切り方だった。
PI

PIの感想・評価

3.8
ラスト、空港に着いて養父母の元へ歩いて行くジニの顔を見てたら涙が溢れてきました。
よくここまで一人で頑張ったね!
幸せになってね!って。

こんな気持ちにさせてくれる程、彼女の健気な表情にやられました!
masa

masaの感想・評価

4.0
これも泣ける。
心に残るひと味違った韓国映画の感動作です。

父親に置き去りにされた事実を受け入れられない少女の悲しくも切ない失意と再生の日々を描いている。
監督は、自身も養子として韓国から渡仏した経験を持つウニー・ルコント。主演は、これが映画初出演となる韓国の天才子役キム・セロン 。可愛すぎる……
彼女の可愛さと情感あふれる演技が、たまりません。

よそ行きの格好をした9歳のジニ(キム・セロン)は、父(ソル・ギョング)と一緒にソウル郊外にあるカトリックの児童養護施設の門をくぐる。彼女がシスターに施設の案内をしてもらっているうちに、父親は黙って去って行ってしまい……

1975年頃の韓国の女子児童養護施設の話なのだが、時代背景もあり世知辛い感じがよく出ている。
ようやく里親が見つかって生徒たちにお別れの歌を歌われながら車に乗せられて去っていく子供たちの顔は決して嬉しそうではない。
親に捨てられた子供たちに本当の笑顔は作れるのだろうか……

ジニの瞳が悲しくも切ない。
schwan

schwanの感想・評価

4.5
土に埋もれるシーンや窓辺のシーン、はっとする表情を沢山見せてくれるキム・セロン。
父親役がソル・ギョングで小さな驚き。


エンディングで流れるJim Sertのピアノ曲が気になったのですが、タイトル分からず残念。

' 冬の小鳥 '
' Une vie toute neuve(新しい人生) '
' a brand new life '
「冬の小鳥」という邦題、いいな。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.9
小鳥みたいなキム・セロン嬢の可愛さと上手さ…それを見事に惹き立てる無駄のない展開が実にいい。
冒頭の極上の笑顔にまず目を奪われ、一転して孤児院に置き去りまでの表情の移り変わりが切ない…いじめられて草むらに入る姿は正に孤独な小鳥。
そして、本物の小鳥のエピソードを絡め、友にも再び裏切られて失意のどん底へ…傷ついたまま孤独に土に還ったあの小鳥と同じ様にする姿は痛々しい。
ラストも印象的…あの忘れ得ぬ温もりを無理に捨てずに、未知なる生活に踏み出す決意の眼差しがまっすぐ突き刺さる。

このレビューはネタバレを含みます

唯一話を聞いてあげようとしたのが身体測定の先生しかいなくて世知辛い世界だなと。でも一度死んで復活したあとは宣材写真でも笑うようになって、未来に生きることに前向きになったのは良かったね。必要ない小便のシーンがあったけどあれはロリコンを釣るためなのかな。
徐々に現実を受け入れてく姿が観ていて辛い。静かに泣くキムセロン。大人の要求に応える「対応力」を子役の指標とするなら、彼女は全く別の場所にいる感じ。イチャンドン製作

このレビューはネタバレを含みます

この映画、事前知識まったく無しで観たが、こういう物語だったのか。
はじまってすぐに、「おいおい、これ韓国映画?」と思ったら、フランス&韓国の合作だった。

1975年のソウル近郊、イ・ジニという少女が父親に連れられて、養護施設に入れられる。少女は、父親に置き去りにされた事実を受け入れ難く、父親が迎えに来ると思っているが、現実は残酷。
ジニは施設に馴染めず、出て行こうとするが、やはり戻ってきてしまう。
そんな中、施設でようやく仲良くなった少女が居たが、彼女もアメリカ人にもらわれていってしまう。
このあたりから、「いい子にしてれば、養子にもらってもらえるんだよ」ということが表に出てくる。
そして、ジニは、フランス人夫婦にもらわれていくことになり、韓国の空港からフランスの空港に到着するところで突然終わる。この終わり方が上手くて、ジーンと胸に迫るものあり。

しかし、韓国の子供達が「花札」やってるシーンがあり、「あれ、韓国にも花札あったのか?」と思ったが、多分、第二次世界大戦の余波で日本から伝わったのではないだろうか。

まずまずの作品であった。
みゆき

みゆきの感想・評価

3.6
イ・チャンドンが発掘した女性映画監督VSキム・セロンということでハードル上げて鑑賞したけど、期待通りでした。

キム・セロンの全てを拒否したあの目。
空恐ろしい。
周りにあんな目をした子どもがいたら怖くて近寄れない。
彼女だって本心はアッパが迎えに来ないんじゃないかと疑ってたと思うけど、そんな自分を許せなくて自分に嘘をついてアッパを待っていたんじゃないかな?

子役達の中に囲まれてもキム・セロンのオーラは別角。
今、思春期に入った彼女。
人生でホンの一瞬しかない、今この年齢でしか出来ない役を沢山残して欲しい。
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