冬の小鳥の作品情報・感想・評価

「冬の小鳥」に投稿された感想・評価

物語が盛り上がりに欠けた。
監督の自伝的作品とあったので物語ぽくするより淡々と描きたかったのかなと、
お父さんの顔が映るのが別れる前しかない。いつ見えるかずっと探してしまった。

最初のジミの表情は儚く優しい目をしていたのに、スッキ姉さんがいなくなってからは絶望なのか憤りなのか表情が全く違くて演技力に驚いた
少女の心の中にずっと残り続けるであろう思い出。
それを観客に感じさせる演出と天才子役の演技が素晴らしい。
前に進んだとしても、ずっと心のどこかで待ち続け、拭えない思い出を抱え込んで生きていくんだろうな。
り

りの感想・評価

3.0
【始】実父の前に乗せられて自転車で出かける よそ行きの服・靴を買って最後の食事 歌を歌ってあげるね
【終】実父の背中 夜道を自転車で走っていく パリの空港で養父母に会う

メンスがあるのを知られたら引き取り手がいなくなっちゃう
家政婦として使われる
「約束したのにどうして破るの」
「安全ピンのせいなの」
「ムシャクシャするなら布団を叩きな」 寮母さんも思うところあるんだろうな
イェシンが自殺未遂を皆の前で懺悔させられるところ子どもたちが笑ってるのがなんとも嫌な感じ
自分で掘った穴に自分を埋める
養父母の写真を見ながら「歳を取りすぎてる」
悲しい話なんだけど見終わった後が妙に清々しい。孤児院に預けられた女の子の再生の物語。こんな設定、普通の韓国映画だったら間違いなく力づくで嗚咽させるか逆に胸糞展開で激怒させるかなんだけどこれは監督がフランス人(生まれは韓国だけどね)だからか味付けは割とあっさり。初めはキャストも設定もよく似てる激辛映画『バービー』が脳裏をかすめて嫌な予感全開だったけど、こちら危険度なしです。

キムセロンはこれが映画初出演なんですね、最初がこんな役でしかもハマリ役だったからなのか、この後ずーっと見事なまでに幸薄い役ばっかり。一回くらい引くほど明るい能天気なおちゃらけキャラとかやって安心させて欲しいです。
キムセロンは確かによかったけど、孤児院のほかの子たちの人間模様が深い。特にあの足に障害があるお姉さんはよかったな。挨拶のシーンは自分の置かれた立場や直前の事件とかいろんなことが重なって、悲しいんだけど開き直ってもう笑うしかないよねって感じなのかな。すごく印象的。

後ろ姿や足元だけのショットで不自然なまでに顔を出さないキムセロンのお父さんですがワンシーンだけ2秒くらい顔が映ってました。見てびっくり。貴方でしたか!!画面指差してあわわわわってなっちゃいました。……悪いけど一番アガったのはココでした。
Lily

Lilyの感想・評価

4.4
心は川のように流れる。急流だったり、穏やかだったり、それでも海へと。瞳で天気を語る。運命のままに。終始抱きしめてあげたい気持ちにさせてくれる。シンプルなのに品のあるフランスの美的センスが匂う作品。
フランスに養子縁組されてからの話だと思ってた。生理が始まっちゃうと引き取り手が少なくなっちゃうのって洗濯をするところが、子供なのに...て悲しくなった。
それぞれの表情が忘れられません。
ボランティアで児童養護施設の子どもと接する機会が多く、彼らのことを思い出し改めて彼らの普段は見えない過去や傷について思いを馳せました。
映画が終わってから序盤のシーンをまたみると、彼女の表情の違いにまた胸を締め付けられる。普通の少女としてあんなに幸せそうに笑っていたのに
この世に無責任に誕生させられた子どもたちに、私たちにはなにができるだろかと改めて考える…m(_ _)m
てるる

てるるの感想・評価

4.0
アジョシの少女役、キム・セロンのデビュー作。

父親に捨てられ、孤児院で過ごした監督の自伝的作品。

もうとにかくお父さんが迎えに来ると頑なに信じる(信じたい)主人公ジニが切なすぎて涙。
この映画、お父さんの顔はしっかり映さない。
そこに監督自身の想いが詰まってる気がした。

なんとか養子にもらってもらおうと必死に頑張る女の子たちや、訳もわからず孤児院にいる小さい子達も不憫すぎる。

養子縁組が決まって、見送る時の歌も物悲しい。
見送られるガワも嬉しいはずなのに、複雑な気持ちが表情に現れててね…。

子供ながらに色んな別れを経験してやさぐれたジニの人形八つ裂きシーンとかもういたたまれない。

ラストシーンのジニの不安げな表情が忘れられない。
演じるキム・セロンも初出演とは思えない上手さ。

今日も世界の色んな場所で孤児が生まれていて、この作品も何も解決するような話でもないし分かりやすいお涙頂戴でもない。
でも色んなところで切ない涙を流してしまう作品だった。

死別は仕方ないし、色んな事情があるのかもしれないけど、子供を捨てるのは本当に罪深い。
umeshio

umeshioの感想・評価

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2019/11/28

人に勧められて。
静かで淡々としているのになぜか印象深い作品だった。
ただただ子供目線でしかないから、なぜお父さんがそういう決断をしたのか、わかるはわかるけども深い部分までは見えない。
最初出会ったときには一番仲良くなれなさそうな子と親友になってるんだからこどもってわかんないよな。
施設に連れて来られて、お父さんが買ってくれたケーキをいざ食べようとしたらなくて涙を流すシーン、すごく胸が痛かった。

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