襖に隠れていた少女の、戦慄の表情。
このカットだけ明らかに異質で、志戸原が恐怖を感じたように、観ている我々にも強く印象づけられる。
あれだけ信念を持っていた志戸原が、人を殺めること·物事に白黒つける…
U-NEXTで視聴
紹介記事を読んで気になったので。
幕末、勤皇攘夷の名の下に政局には全く無縁の下っ端役人とその妻子まで殺していく志士たち。
いつものように襲撃すると幼い娘に見られつい見逃してしま…
このレビューはネタバレを含みます
2022.103 *190
期待していたより面白かった。
怖い顔が硬直した女の子の登場は、掴みとしても良かった。
特に最後の、路地を逃げ回る無音のシーンが印象的。
田代、京都に上りたての頃と、…
家族を殺されて気が触れてしまった少女の顔、何回見ても独特の恐ろしさがある。呪怨の子供の顔よりよっぽど怖い。最も記憶に残るシーン。テーマ性的に、後に撮られた五社英雄の『人斬り』を思い出したのだけど影響…
>>続きを読む1862~63年頃の京都を舞台にした珍しい幕末もの。とはいえこの時分の京都は一見すると一致して倒幕や攘夷運動で盛り上がっているように見えてその内実は運動に参加している公家や土佐、薩摩、長州それぞれが…
>>続きを読む正しいということのあやうさ。
三條河原。木屋町。
森乃福郎独演会で聴いた落語「大丸屋騒動」も連想した。見慣れた祗園の凄惨な歴史。
出演者で馴染みがあるのは佐藤慶とチャンバラトリオのかしら南方英二…
笠原の脚本はキレてるし優れた照明・撮影に撮影所の底力を感じる秀作。尊王とか言ってるけど所詮テロリズムでしょという視点が気持ち良い。
無法地帯と化した幕末京都における陰惨な暴力に対して一歩引いた目線は…
近衛十四郎主演のモノクロ時代劇
リアルなシリアス路線の時代劇で結構ホラーテイスト、ショッキングなシーンあり
【あらすじ】
幕末の京都が舞台、近衛十四郎は勤皇の薩摩藩士で人斬りとして名を馳せている
…
笠原和夫先生としては無念の出来だったらしいが、いや全然面白いです。特にあの楳図かずお作品から切り貼りしたみたいな子供の顔が衝撃である。北沢典子の清楚な美しさとの対比が凄まじい。
また、菅貫太…