後半が特に素晴らしいけど、特に藤十郎がお梶に想いを告白するシーンの長回しの凄まじい表現力。
藤十郎が芸のためだけにお梶を利用する気だったかどうかは、その告白シーンの黒い影が示唆するところでは完全に…
(35mm/95分版)
山場で藤十郎の影だけフレームインさせるのが怖かった。
ストーリー自体が藤十郎を演じる当時の長谷川一夫の状況と二重構造になっているが、さらに刃傷沙汰の傷を隠すための撮影が藤十…
藤十郎ゴミすぎる!どうした!🥹長谷川一夫の人気落ちんか?いやこういうクズ男との恋を物語の中で楽しむのがいいのか…藤十郎の恋が始まるまで48分、この恋が真実であるわけが無い…😟その恋に燃えたぎってしま…
>>続きを読む◎元禄上方歌舞伎の再現が見どころ 作劇には疑問
1938年 東宝 モノクロ 96分 スタンダード
*一部の画像に傷あるも概して状態良し
菊池寛原作の小説/戯曲の山本嘉次郎による映画化。
「製作…
素晴らしかった。戦時中によくこんなの撮れたなと思う。
カット割りの斬新さといい、賑わいを創出する音の演出といい、ものすごく意欲を感じる。実際に歌舞伎でやる藤十郎の恋って見る気もしないけど、すごいや。…
山本嘉次郎監督作品というより製作主任黒澤明色が強い長谷川一夫主演芸道物の秀作。坂田藤十郎長谷川が、近松門左衛門滝沢修に依頼し出来上がった新狂言「大経師昔暦」のおさんの解釈に難渋していたが、芝居茶屋女…
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