山本嘉次郎監督作品というより製作主任黒澤明色が強い長谷川一夫主演芸道物の秀作。坂田藤十郎長谷川が、近松門左衛門滝沢修に依頼し出来上がった新狂言「大経師昔暦」のおさんの解釈に難渋していたが、芝居茶屋女…
>>続きを読む〖1930年代映画:小説実写映画化:東宝:日本映画傑作全集〗
1938年製作で、菊池寛の小説を実写映画化らしい⁉️
元禄期の名優坂田藤十郎の芸のための偽りの恋を描いた作品でした。
2023年1,8…
春が来るところの細かい割り方が異様。牛の目が度々挿入されていてアンダルシアの犬を思い出した。ことごとく下手というか不器用というか、全然のれなかった。終盤寝て起きた頃にはエンドマークで周囲は拍手喝采。…
>>続きを読む人気凋落した花形役者が近松に新作を依頼する。長谷川一夫の芸道映画として興味深い。成瀬『鶴八鶴次郎』より数ヶ月早いのに驚く。出来上がった新作は「大経師昔暦」。おさんと茂兵衛の熱愛を我がものにするため、…
>>続きを読むこの映画、大映の京マチ子出演作品と間違って観てしまったが、なかなかの作品であった(笑)
主演:林長二郎改め長谷川一夫の東宝移籍第1回作品。
製作主任が黒澤明というのも、山本嘉次郎監督ならでは。
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黒澤明の師と言われる山本嘉次郎監督、そして黒澤明が脚本を担当した作品。
有名な戯曲が原作となっている事もあり、内容がとても面白く、衝撃且つ考えさせられるラストが凄い。
人気役者の坂田藤十郎。
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菊池寛が原作。こんな邦画で珍しく2回ほど印象的なモンタージュがある。
後半のモンタージュと、太鼓や拍子木で畳み掛ける表現は新鮮。
でもそんな事よりも、舞台前の顔合わせの時の挨拶、舞台が始まる前のお囃…