小津安二郎の映画はたくさん見たつもりだったけど、初期のものに触れるといまだに新鮮な驚きがある。なんだろう、この鮮やかな驚きは。一つには役者の今見ても新鮮な姿。決して美人ではない飯田蝶子という役者が奏…
>>続きを読む子供を拾って、拒絶して、しぶしぶ面倒を見て、愛着が沸いたと思ったら結局別れが来て、別の子を拾いに行くか、となって終わる。
筋にするとこれだけだけど、子供への拒否感とか、各段階での大人の振る舞いが、…
こんちわ
戦前のコメディ路線を継承した本作は、占い師登竜堂(笠智衆)がどこぞから拾ってきた少年(青木放屁)を長屋の住人同士で押しつけ合うシーンから始まる。まるで戦争孤児のような風体の幸平少年、シラ…
終戦80年特集で上映されていたので神保町シアターにて郷愁に想いを馳せるじいじ、ばあばと鑑賞しました。テーマがテーマなので鬱々とした気分になるのかもと身構えましたが、みんなでワッハッハと笑い楽しい時間…
>>続きを読む天才だ…本当に。これで70分?信じられない純度だ。ここが映画の聖域 合わせろ手😭
愛笑い切なさ…寧ろ人間の生ぬるい情感を突っ放してく手つきの先に静かに光る…愛笑い切なさ…を歌う冷たい風のような…
ぬ…
1946年2月、日本に帰国した小津監督が
1年の休養の後に撮影した戦後1作目の本作。
これぞ人情だなあという作品。
主人公のおたねは、数年前に夫も子どもも
亡くし、長屋に一人で住み金物屋を営む。
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松竹株式会社