ホロコーストをプロットに盛り込んだ恋愛映画。
フレームストーリーである現代はモノクロで、過去回想はカラーという構成。
序盤は戦争ノータッチ。ユダヤ人カップルの間にできた子どもの目を通した両親とその周…
このレビューはネタバレを含みます
【色々な形の罪について。その回顧録。】
ある独裁政治に翻弄された世代の秘密。
それに伴う出生の秘密。
これが主体かと思いきや父の胸に秘めた秘密、
心の中の揺れ動き、愛と恋についてもしっかり描いていま…
観てよかった…。最初は物語を理解できるか分からなかったけど、中盤からとても引き込まれました。人って複雑。
マキシムは、かつて別の女性と家庭を築いていたという過去と、第二次世界大戦中のユダヤ人迫害と…
昨年のクロード・ミレール映画祭上映作品をレンタルにて。
現在がモノクロ 過去がカラーで描かれるのだが最初それも分からず 時代が前後しまくるので混乱して2回見た。フランソワという語り手(男性)が子供時…
ある程度事前知識を入れてみるべきだったという後悔。直前に観た『なまいきシャルロット』と同じく飛び込みのシークエンスが序盤に。最初はよくわからないまま進むのだが主人公(というか語り手)の葛藤がどこから…
>>続きを読む社会的不正義がある所には、必ずメロドラマがある。メロドラマがある所には、必ず不遇を宿命付けられた対象がある。この不遇が幼い存在に課され、ある種の憧憬や諦観を経ていく過程に対して、クロード・ミレールの…
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