髪結いの亭主に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『髪結いの亭主』に投稿された感想・評価

ダオ
5.0

1990年にフランスでつくられたパトリス・ルコント監督作品。少年時代に女性理髪師に憧れた少年アントワーヌはやがて美しい理髪師マチルドに出会い彼女を射止めることに成功すると……。

あたしは高校生の時…

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5.0

コメディ?とか思って観てたら最後で号泣してしまった。
大好きな人にいつか嫌われるのが怖くてその前に自殺しちゃうヒロインの遺書共感しかなさすぎて。
死んだらずっと好きでいてもらえるかな、とか考えちゃう…

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4.5

主人公の一人称で描かれている映画。主人公以外の登場人物たちが、同じ時間をどう感じているかまるでわからない。ハッピーエンドにもバッドエンドにも見えてくる。身勝手さとその無自覚さが怖くもある。

【ブ…

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4.7
フェチズムの原体験
最も愛された状態で死にたいという暴力的なエゴ
亭主のにょろにょろヘンテコ踊り

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに再視聴。
かつて、この映画で初めてパトリス・ルコント作品に出会った。詩情あふれる素晴らしい作品。
ラスト。幸せに見えた二人だが、マチルドが突然に身投げをして亡くなる。「あなたが死んだり、私…

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ひと言で言えば、「夏、自慰をおぼえたばかりの思春期の少年はいかにしておっぱいフェチになり、大人になって理想の妻と結ばれたか?」という話しなんだけど、とにかく奥が深い。

…これはアントワーヌ(ジャン・ロシュフォール)が幸せ過ぎたね。幼い頃から「髪結いの亭主」になりたいと願い、大人になり、髪結いのマチルド(アンナ・ガリエナさま)に出会い夢が叶った。きっとそれは互いに幸…

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5.0

このレビューはネタバレを含みます

「幸せでいてくれ、私を想ってな…♂」広く青い海と白い砂浜から不意に流れた音楽…もう一音目から頭ぶん殴られて思わず巻き戻した。調べたらマイケル・ナイマンでびっくり、こんなところで会うなんて奇遇ですね。…

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38
4.8
Q. 眠れない夜にお酒が飲みたくなったアントワーヌとマチルダがカクテルの材料として用いたのは、本来は香り付けの目的で理髪店に用意されている、ガラス瓶に詰められた何でしょう?
4.9

このレビューはネタバレを含みます

パトリス・ルコントの最高傑作。
この物語の主人公、髪結の亭主(ジャン・ロシュフォール)は最後、妻(アンナ・ガリエナ)に裏切られて捨てられた…という評論を90年代当時よく目にした(映画評論家の田山力哉…

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