【パトリス・ルコント監督の代表作の一つ】
ナイフ投げの中年男とその標的になる娘の話。
エスプリのきいた会話と絶妙のテンポがいい。モノクロ画面も効果的。
ナイフを投げられる恐怖にエクスタシーを感じる…
恥ずかしげもなく顔に小ズームする勇気を讃えればいいのか。
カットを割りまくって退屈させないようにしてるのが退屈。重要な手品さえカットを割ってしまう始末。ちゃんと手品映さないと物語としても意味がない。…
愛はただ甘やかではなく危うく、それでも抗いがたいものとして心の奥深くに突き刺さる。ナイフが運命の糸のように彼女の輪郭をなぞり掠めていくその瞬間、恐怖と恍惚の狭間で揺れる眼差しが官能的だった。安息を知…
>>続きを読むDVDにて鑑賞。
はじめて鑑賞するルコント監督作品。
人生に絶望した若い女とナイフ投げの男の純愛ともいえる奇妙な関係性が描かれる映画。
1999年公開ながら、敢えてモノクロ撮影とするなど、特に画…
セックス依存症の悲観的な女性と、ナイフ投げの曲芸師の男のロードムービー。モノクロでどこまでもスタイリッシュな映像に満たされない孤独を感じる。出会いはセーヌ川にかかる橋の上。純愛なのか、官能なのか、親…
>>続きを読むストーリー自体は無声映画にも有りそうな古典的メロドラマと云う感じで特別な目新しさはないものの、凝った演出と撮影で楽しませる。プラトニックな関係のガボールとアデルにとって、ナイフ投げの曲芸を通じて感じ…
>>続きを読むお互いに強く惹かれ合っているのに、一般的な意味で結ばれることはないような。
肌を合わさずとも、ナイフ投げの瞬間だけは魂が重なり合う。命を預けることができるって、預かることができるって、最上級の愛の…