70年代の正当なスパイ物という印象。やたら電話が出てきて、カットバックがアクションではなくこの装置が媒体となって生じる場合が多い。ドラブルが音声のみの存在ではなく、マイケル・ケインから切り返される構…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
キャリア後期のシーゲルによるエスピオナージ・スリラー
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📍概要
息子を誘拐された英国諜報員が陰謀に巻き込まれる。
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クールな仕事人マイケル・ケインが組織と家庭の板挟みになりつつ誘拐された息子を取り戻すために八面六臂の大活躍……ってこれだけ聞くとお父さんの妄想をそのまま書き起こしたみたいな内容だな。でもドン・シーゲ…
>>続きを読む傑作しか撮れないドン・シーゲルが傑作を撮っている。そんな映画だ。
冒頭、遊んでいるマイケル・ケインの息子を犯人グループが誘拐して、
仲間を使い捨てに爆殺する件から、
クライマックスの風車での撃ち合い…
“キスしながら、男の方の目が全く女を見ておらず、内心愛していないことが観客に伝わる”というクリシェは一体誰が始めたんだろうか……
積み木のアルファベットを組み合わせた洒落れたクレジットから、ガキが誘…
相変わらず見せる/見せないの取捨選択と大胆なようで簡潔なカット割りには唸る。説明を省く事で強調される疑惑と暴力性、子供を誘拐されても感情一つ揺るがないM.ケイン、見せないサスペンスな前半が見せる活劇…
>>続きを読む昨日、立川志の輔、立川談春、立川志らくの「立川流三人の会」を聞きに行った。そこで志の輔が師匠立川談志との思い出をまくらでこんな風に、志の輔が師匠談志と二人会をやった折、先に高座を終えて、お先に勉強さ…
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