現実の残酷さと幻想的な美しさが交差していた。映像美は見惚れる程だ。内容こそ複雑ではないのに、人間とは、生きるとは何だろうと改めて考えさせられる。「ひとりで生きる」
とは、他人との繋がりを完全に断ち切…
この、擦り傷に風が吹いて痛むような、生温く細菌が繁殖していくような、衛生的でなく道徳的でもない残虐で空虚な世界が私は好きだ。
整備されまくりの今の世の中にうんざりしたとき、この作品も思い出す一本とな…
【記録】
『動くな〜』より格段に映像が「映画」になっていて面白い。ロシア・ソ連映画はいつも全然分からないのだが、フランス合作ゆえフランスっぽくなっていて、少し分かった。
内容的にも、戦後で混沌とし…
『動くな、死ね、甦れ!』の続き。15歳になったワレルカはまだまだ危うい。
その危うさにずっと薄っすらハラハラしながら観てた。
前作のガリーヤの立場をガリーヤの妹のワーリャが担ってて、家出したワレル…
躍動と、生命の張りが和らいだ。
それは、少年時代から追い出されるようだった。
▽
▽
少年だったワレルカは、15歳を迎えた。
だが世界は、より過酷に、熾烈に苦しくなる。
退学事件を機に…