ひとりで生きるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ひとりで生きる』に投稿された感想・評価

「動くな、死ね、甦れ」に続き2回目の15年ぶりの鑑賞。

少し大人になった二人。子供のころのドタバタや屈託のなさはなくなり,ワレルカはイキっている。ガリーヤの妹は多分そのまんま。

姉のガリーヤの子…

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maonao
4.5

初めはエイゼンシュテインのモンタージュ理論に喧嘩売ってるのかってくらいショットが全て鮮烈でエグかった。
美しさも醜さもいやらしさも汚らしさも剥き出しで、ブルーハーツの歌詞かよってくらいただそこに蠢い…

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長らく権利がバラバラだったヴィターリー・カネフスキーの3部作が、ようやくまた劇場で公開。今年一番嬉しかったリバイバル特集だ。

『動くな〜』は何度も観ていておそらく人生ベスト50には入ってる作品だけ…

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siori
4.0
なんかすごかった エネルギーの塊みたいな 可愛がっていた豚の屠殺後に尻丸出しの男が落ちているのを見て爆笑するシーンと、火をつけられたネズミが散り散りに走り回るシーンが強すぎてわりと記憶が薄い
4.2

起承転結の承がずっと続いてるみたいな構造
死が生活の中に当たり前に存在してるから生のエネルギーがこんなにも立ち上っているようにみえるのか
全編に漂う靄も含めてすべてが運動体となって画面の中でうごめい…

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SMUR
3.3
こんなクソ地元出て行って俺は立派な大人になってやるよと思っていたのに地元も別に時間は経過するし結局学の無いバカガキはイキっても死ぬまでずっとバカガキ

『動くな、死ね、蘇れ!』の続編で主演のパヴェール・ナザーロフの表情がいい。ふてぶてしい悪ガキでトリフォーの『大人は判ってくれない』ジャン=ピエール・レオをロシア顔にした感じなのか。二作目は思春期の頃…

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b2
5.0
エグい。特に最後の凝集と臨界に満ちた独白。煙と霧に包まれた街のように、ワレルカの前にかかっていた靄が完全に無くなった瞬間だった。
はる
-

優しく撫でた豚の肌、火を抱えて走りさる鼠、傷つけないために距離をとる、愛を抱えてその街にいることは怖い、突如襲ってくる暴力が街を支配しているから、誰にも寛容になれない社会で寛容であろうと望むから。吹…

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露骨
-

「25年の刑より25発の銃弾」のパンチライン。パーヴェルナザーロフが撫でた豚がその場で屠殺される残酷性。「豚は純粋な目で俺を信じてくれたのに俺は最低な奴だ」って泣いて小屋の裏に行ったら尻を丸出しの人…

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