ひとりで生きるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ひとりで生きる』に投稿された感想・評価

なんとも腰の入った暴力があちこちで炸裂して最高でしたね
ねずみファンネル
4.6

燃える鼠を閉じ込める籠をパーヴェル・ナザーロフが破壊すると、火鼠たちが一斉に散らばり掘立小屋のひとつが炎上、さらに爆発まで起こるクライマックスが凄すぎ。気絶したナザーロフが起きて小屋を覗くと室内にあ…

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4.3
前作より映画を撮るのが上手くなっていて、より「映画らしい」ショットが多い。構図やカットの長さから監督の意図するニュアンスが伝わってくる。前作よりも作り手の意識の純度が高い感じ。
櫻井
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『動くな、死ね、甦れ!』観てから暫く経ってるので記憶が薄いところも多いけど、こんな映画を撮ったカネフスキーは地獄を知ってる人だろう
trp
5.0

元気なくなった
この映画のせいで元気なくなった
見終わったあと、世界との距離が遠く感じる

モラルがどうとか、いいとか悪いとかでもないし、こんなことまでして撮る気概が、いや傲慢が、すごいとかでもない…

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moimoi
4.3
自伝といえばそれまでなのかなぁ

ネオリアリズム系譜とかトリアーを思い出す

それよりもなによりも、こんな時代背景下でチカチーロみたいな怪物が誕生してしまった理由がよく分かった気がします……
3.7

『動くな、死ね、甦れ!』観てないのでよく分からなかったが、とにかく画が強固でソクーロフやタルコフスキーと似たロケーション極振りの映画。
霧、船の蒸気、黒煙などスモークに吸い寄せられ続ける主人公の丁度…

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4.0

『動くな、〜』のモノクロからカラーに変わるが、荒涼とした風景に変化はない。靄がかった青、汽車の白煙、すべてを飲み込む黒煙。おぼろげな背景の中で這いずり回る人々もまた前作通り。
少年と少女は年相応の欲…

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とても切ない終わり方… けれど誰しも感じたことのある孤独感というものの描写が秀逸でラストのカットまで見入ってしまった。

主人公・ワレルカの、少年から大人に変わる頃だからこそのイノセントさと、危うさ…

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たしかに映像は途方もなく素晴らしかったりするのだが、この監督を心から好きにはなれなかった。特に照明や暗い色調は素晴らしいが、それに対して音楽の使い方は不誠実ではないだろうか。現実をみつめる存在として…

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