ひとりで生きるに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ひとりで生きる』に投稿された感想・評価

mns
4.0

『動くな、死ね、甦れ!』の無二性は、子どもの無垢さが全てを相対化し、地獄のような世界にも僅かに残る希望を掴んだところにあったのだと続編をみて気づく。時を経てイノセントのかけらもなくなった少年が今作で…

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紀子
4.0
辛い。
貧困により教育をまともに受けられない子どもが、子どもでいられなくなる様を見るのは本当に辛い。
異様に早く性に目覚め経験してしまうのも象徴的。
カムチャッカは寒いだろうなあ。
とにかく嫌な映像が観られる。



10月9本
合計299本
昼
3.8

絶望感漂う成長譚。前作の神がかり的なエネルギーが全て失われている…。守護天使だったドルカーロワは俗っぽい少女に、ナザーロフはやさぐれた思春期の少年に。あれほど可愛がっていた豚もあっさり殺される

拠…

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4.0

「動くな…」から3年後のワレルカだが尖り度は変わらず。亡きガリーヤの妹ワーリャを前作と同じD.ドルカーロワが演じる。ギョッとする鮮烈な場面の連続で展開する物語の吸引力。やがて少年の表情は精悍な青年…

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「動くな、死ね、甦れ!」の続編。衝撃のラストで幕を閉じた前作ではまだ幼かったワレルカ少年の顔つきが、羽化したばかりのような青年の顔になっていた。

相変わらず殺伐とした環境で生きているワレルカが唯一…

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3.4
豚かわいそう。
石像と霧のショットよかった。アンゲロプロスみたいで。
でも主人公の男の子があまり好きになれないんだよなー。

『動くな、死ね、甦れ!』の続編。

前作よりも少しだけ成長したワレルカの煩悶。
心中では頼りたいし、頼られたいのに何故が反駁し、拒絶してしまう、そんな少年時代を描いた作品。
相変わらずの雪と泥と霧、…

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4.0

このレビューはネタバレを含みます

ソ連・ロシアの監督ってインテリぽい人多いイメージだけどこの監督はほかの人と全然ちがう映画を作っているからすき

主人公とヒロインの顔がめちゃいい…本当に田舎の子の顔なの…中学生のときの友だちのたっち…

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続編だっていうことを知らずに見たので前作もちゃんと見たい。
豚が殺された後の観客を見つめる目とか最後のシーンとかなんとも言えない気分になった。

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