火の馬の作品情報・感想・評価

『火の馬』に投稿された感想・評価

円盤が再販してたので購入してみました

1960年代に撮られてるとは思えない、知識量 人間何周目なのと敬愛してしまう

怪しいような清々しいような雰囲気がなんとも言えない

子供が窓の外を見るのと故人の生前を覗き見ることに関連性ってあるの?聖書?
この作品、一時Blu-rayが廃盤になってたけどごく最近再発売されて迷わずポチった。
これで、まだ未見だけど円盤持ってる「スラム砦の伝説」を除き、日本で観られるパラジャーノフ作品は制覇したことになる(スラム砦も今年中に観ます)。
ウクライナはカルパチア地方の山岳民族の伝承を蒐集し、ウクライナ文学の復興に努めた作家ムィハーイロ・コツュブィーンシクィイ(ミハイロ・コチュビンスキー)原作小説の映画化作品。

この物語が悲恋であるという情報が事前に字幕で通知されるので、一応は入りこめる。
各情報媒体での触れ込み通り、ロミオとジュリエット染みた悲恋物語だ(こっちは幼いころから愛を育んでいたが)。
パラジャーノフの後年作品とは全く違い、結構セリフも多くて独特のラコニズムはまだ薄い(それでも語り過ぎな映画を多く観ている現代人からすれば大分少ないが)。
最初の、両家の父親同士の決闘の流血表現からすでに度肝を抜かれ、美しいカルパチアの山々の情景と、それを遺憾なく映す嘗めるようなカメラワークで以て観る者に観せつけてくる。
これは正直Blu-rayで観て正解でした。
イワンコの感情が沈んでいる時のモノクロ表現もすごく美しい。

ラストはある意味ホラー?
そして悲恋とは誰にとっての悲恋だったのだろう(途中で出てきてイワンコと結婚するパラグナが結構不憫)。
「ざくろの色」(1971)で知られるウクライナ・キエフ(キーウ)の異才、パラジャーノフ監督の長編デビュー作。ウクライナ山岳民族の少年イワンの成長と悲恋を、雪深い山村のエキゾチックな風習と共に描く。

「ざくろの色」と世界観は共通しているが、本作にはシンプルなストーリーがあり、多彩なカメラワークも施されているためとても鑑賞しやすかった。「ミッドサマー」(2019)に影響を与えたシーンがいくつもあった。

説明的なことは省かれているため、最初の20分間ほどは何が起こっているのかわからず面食らったが、イワンが青年になってからは悲恋話なのだとわかり、あとは最後までストーリに沿って楽しめた。ただしストーリーと言っても至極シンプルなものであり、本作の醍醐味は圧倒的な映像である。山岳の渋い色調の中に赤と黄のポイントが入った独特の色彩美が次から次へと繰り広げられ、画面の構図も目を見張るものが多く実に見ごたえがあった。全体的に「ざくろの色」よりも本作の方が好みだった。

唯一無二の映像美を堪能できるカルトなアート映画。
自分用メモ🇷🇺
・中〇しする様子をザクロの実をパラパラとばら撒く表現で描いていた
・マリーチカは事故で落命し、恋人を失った刹那、映像は彩りを失う。モノクロの世界は悲しみに暮れるイワンそのものだった。
・新しい恋人を作ったイワン。最期までマリーチカしか愛せなかった彼を再び悲劇が襲う。
・山岳民族に根付く風習やキリスト教の儀式で異国情緒を満喫
jonajona

jonajonaの感想・評価

4.0
全編画面が超かっこいい。美しい。
遅刻して肝心の序盤の火の馬を見逃したのでタイトルの意味が分からないまま終盤まで見てた。けどあんま気にならないくらいロシアの民族衣装や風俗の部分をおもしろく描いてて興味を尽きさせることのない映像美に溢れた映画でした。
衣装が本当美しかった。

ストーリーに関しては意外にも秒速五センチメートルを見た時の感慨とかなり近しいものがあり、状況だけ考えると河川事故による恋の破局に輪をかけて結婚したあんまり好きでもない女に浮気の末に魔術師と共に暗殺を企まれるというなお一層悲惨というので同情してしまう。

そんなことより映る映像がずっと知らぬ文化圏の全く知らぬなにかなので好奇心を刺激されて楽しい。
川の渡し筏舟ってそんなふうに作るん?
ヒモを両端に伸ばして渡し船をヒモに繋げて移動する…っていう。面白い!

筏舟のオールの位置、そこなん?

でっけえ長い竹笛みたいなやつ、なに?
めちゃくちゃかっこいい。その形でラッパの音出るのなんでなん…なんそれ

葬式ではその大号泣がベーシックなん?
おお〜、なんで置いていったの〜私を残して〜♪みたいなの…歌と嘆きの中間みたいな

セックスシーンは写さず、赤い木苺ポロポロで表現するんやね。なんで?

初夜は、家族に顔合わせして親族に目隠しされて彼女と会って、席に着いて座らされて、さあどうぞって形でセックスするもんなん?嫌すぎるんだが…また木苺ポロポロしてるし…

雷が落ちてフラッシュの中残像がチカチカと動くシーンの演出がすごいよかった。
UCOCO

UCOCOの感想・評価

4.0
ソ連の映画はやはり面白い。
DVDでも買ってもう一度ちゃんと見直したい。。

羊の大群、『ざくろの色』に引き続いてまた登場。

カメラワークの力強さが惹きつけられた。
前知識がないからか何〜?何〜?てかんじだった。説明が結構無い。
いっしょに見た「ざくろの色」とは結構違う色彩だった。でも画は綺麗。
そしてやっぱり宗教色が濃い。よく分からない〜〜わかりたい〜〜
zucca

zuccaの感想・評価

-
5本連続見ようとしていて3本目だったのと、ミュージカルっぽくて飽きて、途中で出てしまった
kaeneedles

kaeneedlesの感想・評価

3.9
ざくろの色よりはちゃんとストーリーわかるけど、逆に映像おもしろくなっちゃっててコントみたいだった ウケた
WaTa

WaTaの感想・評価

3.0
デジタル上映で画質パッキパキでとても見やすかった。
ストーリーは、イワンが悪い…パラグナかわいそう…
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