汚いのはいつも人間
という、どうしていままでこのシンプルな事実に思いが至らなかったのか...
とてつもなく汚くて恐るべきものが煮込まれていて、ふともしかしてこれは希望か何かかという灯りがみえたかと…
あまりに前作が凄くて、いつもの3倍のスピードで働き、駅からダッシュした結果、予告編に間に合った。
走ってよかった、相変わらずすごい。見入ってしまうのだが一回では確認しきれない。
いくつもの動物とい…
『動くな、死ね、甦れ!』の続編で三部作の第2作。
前作『動くな、死ね、甦れ!』で登場した少女ガリーヤは既に亡くなっており、ワレルカはその妹ワーリャと出会い、彼女に淡い思いを寄せる。しかし、学校を退…
いつか見たいと思っていたカネフスキー三部作!『動くな』のまったくの続き。
最初のスーニャの風景で、これがカラーの映画だとしばらく気がつかなかった。
画面の右左ではなく、奥と手前の往還のショットの…
『動くな、死ね、甦れ!』の続編だったとは知らなかった
まず、ロシアの色味が見ていて気持ちいい
青く、蒼く、白く、靄がかった白さに汚れた雪の白さに土に淡い緑がとても美しい
エンドロールのワレルカが泳い…
『動くな、死ね、甦れ!』の主人公たちがまだ12歳の子供で、無邪気さと悪が腑分け不能な形で併存している映画だったのに対し、今作の15歳という年齢は肉体が性的に成熟しはじめていて、具体的な暴力が前景化し…
>>続きを読む成長と尊厳、性は成長。そして、動物的な欲情と人間的な愛情…裏切りは最大の罪。前作のタイトルの感想が良い線ついていたようでちょっと嬉しい。前作では自由の象徴だった鳥は不幸に塗り替えられ、不幸を呼び、ワ…
>>続きを読む続編があるの最近まで知らなかった。
べつに続編は望んでいなかった。前は黒から始まったから今度は白にして始めるというふうに全然別の映画にしていたけどドキドキしないし、きれいにまとまってるけどどっかで見…
ユーロスペース①
冷えきった状況や、人々の荒んでいく、意地悪な様子。社内全体が人をそうさせている感じで、息が詰まるシーンが連続する。
心を十分に使ってないなら人間らしさを失うのよ、台詞が印象的だっ…