汽車の中のドキュメンタリーみたいな撮り方におぉ…となった。
イノセンツの監督、さてはこの作品を観てるな。
基本的に子供はあまり得意でないわたくし猫をこの世で一番崇拝してる為、当然はらわた煮えくり返る…
ピアラによる『大人は判ってくれない』オマージュ。新しい里親先で悪童仲間に押されて転倒、怪我したまま傷口を押さえ採石場の斜面を駆け降りるドリーがある。
いきなり里親に切られてしまう絶望。突発的な素行不…
主演の少年も素晴らしいんだが、冒頭から引き込まれるピアラの腕前。黒猫の件はさすがに胸が痛んでつい感情移入してしまうけど!ほんと問題児で悪い子だけど、たまにみせる表情でふともしかして良い子なの?なわけ…
>>続きを読むモーリス・ピアラ監督の初監督作品。トリュフォーがプロデューサーで参加していて「大人は判ってくれない」と重ねて見てしまう。問題行動を繰り返す里子の少年を描いていて、暴れっぷりが似ている。
少年フラン…
たしかに『大人は判ってくれない』のカウンターとして機能しているが、露悪的とさえ言えるようなピアラの倫理はかなり厳しい。この映画でも死は徹底的に凡庸化されている。
車にネジを投げつけるシーンでいきなり…
おばあちゃんかわいい。二番目の里親はいい家族だったんだけどね。
フランソワは10歳とはいえおふざけのレベルが超えていて手に負えない。でもメメが言うように心根が優しいとこもあるという、観ていてもなかな…
里子、親からの見捨てられ
孤独、心の底に芽生えた虚無感
不条理、眼前の世界に対する不信感
心の荒れ野、自他に対する破壊衝動
愛情、寛容、欠如、社会、大人
しかし表面を貫く真の親交も
歌、ワーグナー…