前作でワレルカと一緒に寝ていた子豚のマーシャは大きくなって胸にナイフを突き刺される。
ドストエフスキーを読んだときも感じたが、ロシア人って粗暴で声がデカくて自己主張に終始している。
カネフスキーは…
先に『ぼくら、20世紀の子どもたち』を観たことで、『動くな、死ね、甦れ!』『ひとりで生きる』という第二次大戦後のスーチャン(現パルチザンスク)を舞台としたフィクションにおけるカネフスキー監督の半自伝…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
成長と尊厳、性は成長。そして、動物的な欲情と人間的な愛情…裏切りは最大の罪。前作のタイトルの感想が良い線ついていたようでちょっと嬉しい。前作では自由の象徴だった鳥は不幸に塗り替えられ、不幸を呼び、ワ…
>>続きを読むカネフスキー再び。
雪景色の中、冒頭から歌い、ポルカのようなロシア音楽が聞こえてくる。この新鮮さが、世界の映画作家を見たくさせる。
少し大きくなった主人公たち。相変わらず走り回り、じゃれ合い、暴れ…
『動くな、死ね、甦れ!』→『ぼくら、20世紀の子供たち』で間の本作をとばして観ていなかったのがやっぱ致命的に何か駄目だったんじゃないか…。
ワレルカにとってまだしも温もりを与えたであろう豚のマーシ…