20230218-075
1870年代、アリゾナ州先住民居留地・アパッチ砦
監督:ジョン・フォード(アイルランド系)
原作:ジェームズ・ワーナー・ベラ
美術:ジェームズ・バセヴィ
カービー・ヨーク大…
蓮實重彦を尊敬しながらもジョン・フォード作品はTVで「わが谷は緑なりき」を少し観たぐらい。ただその印象は鮮烈で、スピルバーグの「レイダース」と比較してフィックスのキャメラの画角の美しさに感動した記憶…
>>続きを読む砦を舞台にした群像劇。横一列に並んでの調練の場面は『七人の侍』などを想起。無謀とも言える作戦を決行するヘンリー・フォンダの行動は、死に場所を求めて戦場を駆け巡る侍を彷彿とさせる。そういった観点でみる…
>>続きを読む 完全に先走って無茶な戦に挑んだ愚将だったサーズデイ中佐のことを、騎兵隊の名誉を守るためにか立派な軍人だった、と記者たちに告げるヨーク大尉が印象的だった。
恐らく実際の軍人にもよくあることなのかも…
アクションのジョン、ヒューマンドラマのヘンリー、初共演にして、最初で最後のガップリ四つに組んだ作品。
四角四面で愚直な“全滅部隊”指揮官、カスター将軍を思わせる中佐を、ヘンリーが演じ、珍しく悪役風…
記録
【砂塵】
恥ずかしながらフォードのサイレントは未見だが、無声映画を撮っていた(しかもトーキーになっても生き残っている)彼の画面は、トーキーしか撮っていない監督の画面とはやはり決定的に異なる…
結構胸糞な作品でした。
とにかく鬱陶しい上官が主人公的な存在で、共感も1ミリもできず、ただただクソやなって感じで、それが最後まで続くのでストレスでした。
まあ西部劇や戦争映画系では異色な部分もありま…